「長尾根」　埼玉県秩父市別所396-2（→）
Ｒ72沿い　TEL：0494(23)2007

　お昼ごはんは、秩父名物・くるみ蕎麦をいただくことにしました。
　くるみ蕎麦は、すり下ろした和くるみ（Ｗalnut・ウォールナッツ）が汁に溶かしてある、せいろ蕎麦。
　ビタミン豊富なくるみ汁が、蕎麦とからんで美味しい逸品です。
　この「長尾根」は、市街地から荒川を渡ってすぐにありました。
　店構えは蕎麦屋というより、上品な和風レストランという感じ。
　お店のおかみから「どこからいらしたんですか？」と話しかけられて、しばし雑談。
　革ジャン革パン姿だと、ひと目で旅人だとわかるので、こういうときは便利ですな。
　画像はくるみ蕎麦（￥800-）＋大盛（￥200-）。
　味は文句なしで、特に汁はブレンドが絶妙でした。
　ただ残念ながら、全体としてはボリュームが物足りなかったです。
　ご夫婦連れで軽くお蕎麦でも‥という状況には好適でしょう。

　お店を出たところで、時刻は１３時。
　いつもは通り過ぎる、三峰山を訪れることにしました。
　三峰山は、山岳信仰の霊場でも有名なところです。

　県道72号線から国道140号線に出ると、案内板にしたがって三峰山をめざします。
　二瀬ダムに到着すると、道路は一車線になって、小さなトンネルが現れます。（左）
　このトンネルは交互通行で、トンネルのなかで分岐した左に行くと三峰山のようです。
　しかし、信号のわきにある待ち時間表示の円グラフを見ていると‥（矢印）
　進み方が、なんとも異常にのろいです。
　と、いうことは、この先の交互通行の区間って、そんなに長いの‥？
　実はそうだったのです。
　トンネルを抜けたあとも、交互通行の区間は二瀬ダムの詰所→ダムうえの通路→秩父湖を巡る山道‥と、延々と続いていたのでした。
　臨時の道路工事ならいざしらず、常設にしては驚くほど長い。
　トンネルの前後だけは、とんでもない奥地のようでした。