立ち寄り湯は、韮崎の旭温泉にしました。
 前回(信州編「八ヶ岳白樺原生林」)は気づきませんでしたが、この温泉は畑のど真ん中ではあるものの、後ろに南アルプスも臨めることです。
 やはり泉質(ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩泉)は素晴らしい。
 エメラルドグリーンのお湯は炭酸泉。
 浸かっていると身体じゅうが細かい泡に包まれ、肌をこするとその泡がプチプチと弾けます。
 湯あがりは、そよ風が気持ちよかった。

 甲府昭和ICから、中央高速で帰路に着きました。
 笹子トンネルを通って戻って来たら、東京側のあまりの寒さに震えあがりました。
 帰宅17:20、総走行316km。
 お天道様が、久しぶりに休日をとれたオヤジにご褒美をくれた、そんなツーリングでした。  
「韮崎旭温泉」 0551−23−6311
山梨県韮崎市旭町上条中割391
  入浴料¥650-
 早速「鳥もつ定食(¥950-)」を注文しました。
 ガイドには、新鮮なもつを注文してから調理するので時間がかかるという説明があり、店内にも同様の説明書きがありましたが、すぐに出してくれました。

 ハツ・すなぎも・レバー・キンカン(玉道=輸卵管)が、野菜と一緒に、甘しょっぱいタレで煮込んであります。
 タレは独特の風味で、美味しい。
 しかし何と言っても、鳥もつ自体が絶品。
 栗のような噛み応えとさっぱりとした食感、そして染み込んだタレとのハーモニーも素晴らしい。
 インターネットでは「しょっぱい」という評価もありましたがそんなことはなく、濃さもちょうど良かった。

 新鮮さが売り物なので持ち帰りはできませんが、家族にも食べさせたい、そんな気持ちになった逸品でした。
 お薦めします。
 
 甲府市街に着いたのが13:00。
 空も雲が出てきました。
 この日は、甲州名物「鳥もつ」を食べたくて、地元の蕎麦屋「奥藤(おくとう)」さんにお世話になりました。
「奥藤」に限らず、地元ではいくつかの飲食店が鳥もつを扱っているようです。

 場所は甲府昭和ICのすぐ近く、巨大な電波塔が目印の電話局の、東側のブロック。
 比較的新しい町並みの中にあります。
 店も町並み同様、新しくて綺麗です。 
 店のノレンの後ろにも「元祖鳥もつ」という看板がかかっていて、期待が高まります。
「奥藤本店」 11:30〜14:30 駐車場10台
山梨県甲府市国母7-5-12
055-222-0910
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