路面の状態は良いのですが、だんだんと急勾配になってきます。
 ちょっとスリリング。
 険しいワインディング・ロードになってゆきます。
  
 中腹あたりで眺望が開けます。
 下を見下ろすと、いままで走ってきた道が臨めました。
 道のうえから、紅葉がこんもりと覆い被さっていて、この眺めはきれいでした。(←)
  
 気温は14度。
 陽射しがいっぱいで風もなく、とても過ごし易く感じました。
 そのまま山頂付近に。(→)
 はじめに見上げた紅葉の錦は、このあたりでしょうか。
 
 訪れてみると、松姫峠はたしかに見事な紅葉なのですが、道路わきには紅葉はなく、また眺望の開ける場所もわずかです。
 そこでクルマの場合は、車窓から過ぎゆく紅葉を垣間見ることしかできません。
 一般的には、紅葉の名所という感動は薄いかもしれません。
 単車ならば視界が全方位に効くので、紅葉が楽しめる峠です。
 
 さて松姫峠(1,250m)を過ぎると、県道18号線で小菅村を通過。
 11時には国道411号線沿いで丹波川(多摩川の源流)の岸辺にある、道の駅たばやまに到着しました。
 この道の駅には立ち寄り温泉が併設されていて、温泉の評判が良いので、以前から気になっていたのです。
 やっと念願がかないます。

 道の駅の駐車場に愛機を駐めると、吊橋を歩いて渡った対岸に、その温泉はありました。
 駐車場から徒歩で3〜4分でしょうか。
 途中の遊歩道には、モミジが橙色に色づいていました。
 風呂あがりの老夫婦が記念撮影をしていて、微笑ましい。  
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