房総・ぶらり紀行
2006年7月16日(日)
曇り時々晴れ・気温30度

 まだ明けない06年の長い梅雨の終わりに、ご隠居と房総半島に行ってきました。
 木更津から国道409号線、国道297号線を通って大多喜町。
 国道465号線がいすみ鉄道と並走する場所で、ちょっと気になる寺を発見。
(地名は行川とありました。)
 山門が、日光東照宮の陽明門みたいです。
 軒を見上げると、あれは…象、ですよね?(のちに調べてみたら、伝説の動物バクのようです。)
 草引きしていた地元のおじいさんに尋ねると「この山門ねえ、あんまり古いからよく知らないな。それより、お寺がお好きなら、去年に建てた庫裏を見ていってくださいな」(笑)
 ちなみに千葉県のこのあたりは、昔から彫刻職人が多かったと聞いたことがあります。
 日光東照宮の陽明門を彫った彫刻師も、確かこのあたりの出身だった記憶があります。
 このあとは国道465号線を時計回りに、大多喜、亀山湖、久留里と周遊しました。
 この周辺はいわゆる“クネクネ道”。
 信号も少なく楽しいバックロードが続きます。
 印象的だったのは、上総から天津小湊までを結ぶ清澄養老ライン。
 上の画像のような道で、思わずアクセルをワイドオープンにして長い加速を楽しんだかと思えば、その1分後には、自動車では交互通行の狭道へと変化します。
 左は、交互通行で一旦停止した直後の画像。
 その落差に、思わずご隠居もヘルメットの中で大笑いしています。
 なお大多喜周辺の国道465号線は、午後に走った久留里周辺の県道93号線とともに、クネクネ具合とまったり具合とが程良く混ざっていて、また走ってみたいと思わせる道です。
 
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