食後には、アクアラインにのる手前、富津・青堀で、立ち寄り湯にも行きました。
 場所は富津の商店街のなか。
 広大な敷地と駐車場を持つ、古いホテルです。
 なおこの温泉、ガイドブックによると「石油を当てるつもりが温泉を掘り当てたとして、当時はニュースになった」とありましたが、源泉の土管の表示を読んでみると、そのニュースって、大正2年のことなんですね。(笑)
 お湯は素晴らしかった。
 典型的な房総の腐植質泉ですが、色の濃さがハンパじゃなくほぼ真っ黒。
 ネーミングは琥珀湯なんですが、どちらかというと黒糖湯という感じです。
 10cmも手を沈めると、もう透明度ゼロ。
 露天風呂より内湯のほうはさらに濃く、5cmも沈めると手が見えません!
 また、サイダー分もあって細かい泡が立ちます。
 肌あたりはあくまで柔らかく、「効く」感じがします。
 施設は古くもう限界に近いものを感じますが、風呂上りに清々しさを感じたのは、ひとえにこのお湯の良さによるものです。
 浴槽がきれいに手入れされていたのも好印象です。
 ¥600の入湯料は満足できます。

 帰宅17:30、総走行330km。
 カンカン照りでもなく、曇天でもない。
 走れば涼しい、気持ちのいいツーリング日和でした。 
「静養園・琥珀湯」 富津市大堀1528 
0439-87-1221  入浴料¥600-
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 房総のお土産「味揚げピー」(¥530-)
 千葉の諏訪商店(市原市国分寺台中央7-16-2)製。
 いまはわざわざ養老・栗又の滝まで行かずとも、富津金谷の「The Fish」でも、東名高速・港北PAでも入手できるようになりました。
 かりっと香ばしく、塩味もほどよく、抜群に美味い。
 インターネットでも購入できるようです。