晩秋の伊豆紀行
「秋の日のヴィオロンのためいきの身にしみてひたぶるにうら悲し」
@ポール・ヴェルネール「落葉」 
 秋は情緒の季節ですから、ご隠居と二人で箱根と西伊豆に。
←次に訪れたのは、箱根の大涌谷。
 駐車場から臨む富嶽は、まるで浮世絵のようです。
 お土産で購入した名物・黒たまごは、包装に「食べると長生きできるという言い伝えも」とありましたが、現時点で身体に目立った兆候はありません。(笑)
 箱根峠から、国道1号線で沼津市街へおります。
 途中の山々もきれいに紅葉していました。(→)
 
 沼津では、ご隠居のリクエストもあり、有名な柿田川の湧水を見学しました。
 柿田川公園の中に湧水地が点在しているのですが、この湧水がとにかくすごい水量。
 画像は小さい淵ですが、それでもこんこんと湧き出ています。
 もっと大きい池もありましたが、その水面は、地中からの湧水で盛り上がっています。
 というわけで、あまりにどばどばと湧き出ているので、風情といったものはありません。
kset02.gif
 でも、街中にこんな自然が残っているには素晴らしい。
 駐車場も広く、立ち寄るには面白いところです。
2005年11月26日(日)快晴・気温14度。
 しみじみと味覚と視覚を堪能してまいりました。
 御殿場ICから、箱根の仙石原に。(→)
 冷え冷えとした朝の景色。
 ススキに霜がおりて、白っぽいのが印象的です。