2009年5月11日(月) 晴れ・現地気温23度
行きたいところはいっぱいありますが、たまには徹底的に下調べをして‥
と、下調べをしているうちに、むしょうに金目鯛が食べたくなりました。
金目鯛といえば、伊豆半島の沖、伊豆大島の深海で獲れるものが一番とか。
ついでに2008年5月の「伊豆の七不思議」の、残りの六不思議も訪れることにしました。
5:30に自宅を出発し、期待と不安に胸を躍らせながら(いつもと同じ展開だ‥)小田原厚木道路をひた走ります。
箱根湯本→箱根新道→伊豆スカイライン冷川IC→県道59号線で西海岸の賀茂へ向かいます。
半島を東から西に横断する県道59号線は、僕が考える“もっとも伊豆らしいBack-Road”です。
香しい杉林を抜けるかと思えば、明るい里山になったりもします。
でも一番の特徴は、昼なお暗い渓流沿いに、小さいカーヴが延々と続くことです。
筏場という場所では、広大なワサビ田に出会います。(左)
段々に広がり谷を埋め尽くす棚田は、大小あわせると1,500枚とか。
見事なものです。
エンジンを切ると、谷一面しいんと静まり返って、清流だけがさらさらと流れる音がします。
朝ということもあって、幽玄な雰囲気でした。
西海岸側に出て、松崎を10:00に通過します。
以前に南伊豆を訪れたとき(2006年9月)よりも、30分は早く通過できているようです。
リズムにのる、一人旅が楽しいひととき。
ここからの国道136号線は、マーガレットラインと称される、至福のワインディングロード。
松崎の街はずれから、海沿いに坂道を登ったとたんに始まります。
断崖の上からの眺めが素晴らしい。
交通量も少なく快適です。
伊豆の七不思議と
金目鯛のMecca