昼食は、お湯かけ弁財天の隣にある、「錦」に。
海鮮丼が美味しいと、伊豆でも屈指のお店です。
←お店に向かって、開店を待つおやじ(‥のウラ面)。
けっしてノレンの字を「男」と見まちがえて、革パンを脱いでいるわけではありません。
きょうは温泉は入らないかも。
ともあれおやじの背景は、湯煙よりノレンのほうが似合いますな。
店内に入ると、2人でカウンターの隅に陣取ります。
お品書きの丼はどれも美味しそうでしたが、“てんこ盛り”で有名な「鯵(アジ)のたたき丼(¥1,575-)」をいただきました。
かえるさんは、鮪三種をのせた「朝とれ丼」です。
10分もたつと、平日にもかかわらずほぼ満席になり、さすがに繁盛店。
おおっ!
出てきた鯵のたたき丼(下)は、アジのたたきがタワー状になっています。
さっそくタワーを崩してご飯と混ぜて、いただきます。
美味しい。
アジの旨味がショウガとハーモニーを創り、口のなかに広がります。
味付けは薄味で、薬味(シソ)もひかえめ。
どちらもアジの旨味を隠さないぎりぎりの線という感じで、あくまで「刺身丼」の立ち位置を崩さない姿には好感が持てました。
ボリュームもあって、満腹になりました。
¥300-ほど高いですが、ミニ鯵丼とミニ天丼のセットもあるようです。
お店は駐車場も広く、待ち時間にお湯かけ弁財天で時間をつぶすという趣向も素晴らしい。
メニュウはどれも“いい値段”ではありますが、味、ボリューム、雰囲気を総合すれば、やはりお薦めです。
ただし休日は大混雑が予想されます。
「伊豆の味処・錦」 0557-23-3279
静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本971-35
このあと下田で給油を。(↓)
探検には、準備が必要です。
僕「かえるさん、ここで伊豆の七不思議・手石の阿弥陀窟を、簡単におさらいしておきましょう」
かえるさん「はい」
僕「手石の阿弥陀窟は、これから向かう弓ヶ浜の南の岬にある、海食によってできた洞窟です。
波の静かな大潮のとき。しかも晴天の日の正午頃。小船でその中へ入ると、鳩穴という別の洞窟から入る光により、洞内の空間に勢至菩薩、阿弥陀如来、観音菩薩の三体の仏像が浮かび上がると言われています。
海面が作り出すプリズム現象か、ホログラフィ現象ですかね?
昔々、漁師が重い病にかかった子供の回復を観音様に祈願したら、洞窟の鮑を食べさせよとのお告げを受け、洞窟に入ったところ、三体の仏像が見えたとたん鮑が採れて、その鮑で子供の病が治ったということです」