トンネルをくぐったその先は、陽射しがいっぱい。
 防波堤が切れたところに停めます。
 山に寄り添うように建つ、いまにも崩れそうな番屋がひとつ。

 時刻は14:20。
 風もなく。
 しいんと静まりかえった海岸。
 その静けさに、阿弥陀窟に、いっそう近づいたことを感じます。
 見ればこの岩浜は、奇岩が見事です。(↓)
 海に向かって、海食洞窟が口をあけていても、おかしくない光景。
 もう少し近づいてみましょう。
 天然記念物に指定されているというのに、周囲にはなんの看板もありません。
 桟橋がありますが、コンクリート製でけっこう立派です。
 昔、ここから観光船が出航していたとしても、不思議はない雰囲気です。 
 
  
 
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