富士山麓・天地の鼓動
2008年5月4日(日・祝日) 快晴・気温19〜21度
GWの真っ只中、渋滞を回避すべく、5:40に東名・青葉ICに乗りました。
今にも降りだしそうな天候に、当初は雨合羽を着込みましたが、足柄SAで晴れてきたので雨合羽をバッグにしまって、意気込みも上がります。
今日はソロで、富士山麓を、ぐるりと時計回りに一周というルート。
東名を裾野ICで下りて、県道24号線で上り始めます。
空はさらに澄みわたって、富士山に残っていた最後の雲も晴れて、白雪を蓄えるその姿が見え始めます。
ところが国道469号線に合流したとたんに車の流れが止まってしまって、一転して意気消沈。
大渋滞で、車が全く動かなくなってしまいました。
GWは富士山を登拝する観光客が多いとは聞きます。
ですが周囲の車は子供連れだらけで、富士登山という顔ぶれとも思われない‥。
ついには車を降りて歩き出す子供達で、路肩は一杯になりました‥。
ほどなくして、原因はこの先の富士サファリパークの渋滞ということが判明しました。
駐車場のゲートまえの列が伸びて、一車線しかない国道を塞いでしまったのですね。
富士山登拝ナラヌ猛獣公園来拝ダ。
気をとり直して、眩しいほどの朝陽のなか、国道469号線の直線を快走します。
エンジンも心地よいビートを残しながら歯切れよく回り、地面を蹴ってゆきます。
左右に広がる樹林帯を抜けると、「富士山こどもの国」の入り口で、富士山の全身を見ることができました。
(下)
ここからは富士山を右に臨みながら、広大な富士ヶ峰牧草地を抜けてゆきます。
アクセルを開け、後輪で路面を蹴りだすように進みます。
朝霧高原の清々しい空気が、気持ちいい!
なだらかな登り坂で気づきにくいのですが、この一帯は、すでに標高が700〜1,000mはあるそうです。