そして東岸に入ります。(→)
東岸は猪苗代湖と磐梯山を臨みながら走る、絶景ロードです。
のんびりと走る路線バスに先を譲られ、でも撮影で停まると、そのバスに追い抜かれ‥
そんな抜きつ抜かれつを繰り返しながら進みます。
バスの車中を覗くと、乗客もまばらです。
時間が止まったような平和なひとときでした。
9:20には、猪苗代湖の北岸の堅田に到着しました。
こうして一周してみると。所要時間はたしかに2時間弱です。
朝のジョギングという感じで、爽快でした。
堅田からは猪苗代磐梯高原ICで磐越自動車道へ入り、磐越自動車道、東北自動車道と経由して、帰路につくことにしました。
さよなら磐梯山。
しかしいまも印象深いのは、このあとの暑さでした。
この日は関東北部でも、軒並み35度近くを記録。
関東ではありませんが、岐阜県の多治見市ではおとといの観測記録を超えて39.4度?!だったそうです。
帰路の東北自動車道もまさに灼熱地獄で、郡山、宇都宮と進むにつれて気温もぐんぐん上がります。
まさに“関東のアリゾナ”という感じで、鹿沼周辺では気温35〜6度!
高速走行していても熱風の中を泳いでいるような感じで、とてもじゃないけれど30分以上は連続して走行できません。
というわけで、SA、PAが現れるつどに立ち止まって、スポーツドリンクで水分補給。
単車も数台が走っていましたが、停まるSA、PAで見かけるのはいつも同じ車両です。
なので、彼らも僕と同じように、休み休み走行していることが分かります。
「このクソ暑いのにツーリングとはね。あいつらも僕と同じ、夏生まれに違いない‥。」なんて思っていました。
ともあれ生命の危険を感じるほどの暑さでした。
←12:20に都賀西方PAで昼食をとりました。
いただいたのは西方名産のニラを使った「にんにくニラらーめん(¥500-)」
具はニラと刻みチャーシューだけというシンプルなラーメンでしたが、こういう暑さと闘っているときには、ぴったり。
ニラは匂いが少なく、でも味は濃くて歯応えもしっかり。
美味しくいただきました。
横浜の自宅に到着したのは15:00。
走行距離は380km。
那須、磐梯山を併せると、1,004kmにもなりました。
三日間とも記憶に残る暑さでしたが、楽しい夏の旅でした。