塔ノ沢の「出山の陸橋」に立ち寄ると、立ち入り禁止になっていました。
 安全のために冬は閉鎖なのかな? 
 ここの欄干は腰の高さまでしかありませんので、滑ると危ないことは確かです。
 ただし永久閉鎖だったら悲しいですね。
(2009年補足;残念ながら閉鎖のようで、この年も閉鎖されていました。
 2014年補足;鉄部を塗り替えられて、通行ができるようになっています。)
2008年3月9日(日) 
晴れのち曇り 気温16度(現地6度?)

 この冬は寒いと感じました。
 しかし気象庁によれば平均気温は平年並みだったそうで、ここ数年があまりに暖冬だったので、平年並みでも「寒い」と感じた人が多かったのだそうです。
 平年並みであっても、寒がりの僕には辛いことに変わりはなかったです‥。
 ですが、ちょっとでも春めいてくると旅に出たくなります。
 前日にはバッテリーも装着して、準備は万端。
 少し遅い8:00に、愛機に跨りました。
 
 東名厚木ICから小田原厚木道路を西進。
 小田原PAで、真っ白な富嶽が臨めました。(→) 
 9:30 箱根湯本で、まずは朝風呂に。
 「弥坂湯」は、旧道の坂の途中。
 きょう、僕をもてなしてくれる場所は、ここです。
 かけ流しの温泉銭湯で、泉質はアルカリ性単純温泉。
 正真正銘、箱根湯本の源泉です。
 設備は古いのですが、全てがぴかぴかに磨かれていて、新興の温泉なんかよりよっぽど気持ちいい。
 ガイドブックでは湯が熱いと紹介されていますが、意外にゆっくり浸かれるぬるめの湯。
 湯船で歓談したご近所の旦那さんによれば、水脈が変わったのか、ここ数年、しだいにぬるくなってきたということでした。
 加熱設備を投資できるような銭湯とも思われませんので、将来的にはちょっと心配になりました。
 石鹸は持参する必要がありますが、入浴料¥650-は高くない。
 風呂あがりは、身体がぽかぽかして気持ちがよかった。
 熱い湯が好みな僕にはちょっと物足りなかったですが、いつまでも存続してほしいと思いました。
(2009年に町営に変わって、存続しているようです。)

 その旦那さんから「箱根ももう凍結は大丈夫だよ。芦ノ湖スカイラインと長尾峠、乙女峠だけはまだ気をつけないとダメだけどネ」というご助言。
 身体も温かく動き易くなったことだし、じゃあ、“天下の剣”におじゃましてみますか。
「弥坂湯」
神奈川県足柄下郡箱根町湯本577
0460-5-5233
入浴料650-
朝風呂と富嶽
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