裾野市街に入って小腹も減ってきたので、「スマル亭」にお世話になりました。
スマル亭は主に静岡県中東部のロードサイドに立地する全24店舗(2008年7月時点)の立ち食いそば店。
天ぷらは、桜えびやしらすを使用した、独自のもの。
インターネットでの評判も良いようで、以前からロードマップにマーキングをしていたものです。
お世話になったのは裾野店で、24時間営業店。
昼には少し早かったので、のんびりテーブル席でいただくことができました。
画像は「桜えび天&しらす天&大盛り冷やし(¥750-)」
蕎麦はコシがあります。
“ぶっかけ”のつゆは薄めですが、好みの味でした。
売りものの天ぷらは、カップうどんについてくるクリスピーな天ぷらで、ぎゅっと硬く固めて揚げてあります。
ソフトなかき揚げが好みの僕には、ちょっと口に合わなかったので、総合評価は「普通」にさせていただきます。
ただしこの風味に慣れると、玉ねぎ中心のかき揚げよりも好きになるかもしれません。
さて、食後は立ち寄り温泉です。
「天然温泉・気楽坊」にお世話になりました。
ここは、大規模なリゾートホテルの敷地の一角。
露天風呂、サウナ、ジャグシー‥ 色々な浴槽があって、温泉のテーマパークのようになっています。
宿泊客の“外湯”的な位置づけでもあるようです。
泉質はアルカリ性単純温泉(低張性・弱アルカリ性・低温泉) と、ごく普通。
こう書くと安直な娯楽施設のようですが、湯上りは肌がすべすべして気持ちが良く、温泉として不満はありませんでした。
施設のなかに、イスラエルの「死海」の原塩を輸入して、温泉に溶かし、身体がプカプカ浮く「塩の湯」というのもありました。
この「塩の湯」、浮遊感は海水浴で身体が浮くあの感覚の、2倍はあるでしょうか。
身体のバランスをちょっと崩しても、けっして顔にお湯がかからない状態でいられますす。
また33%という塩分濃度は、日焼けした首筋に、塩分が沁みるのも印象的でした。
湯上りをどうこう言うものではありませんが、珍しい体験だったことは確かです。
「天然温泉・気楽坊」 0550-87-3700
御殿場市神山719 入浴料¥1,000-
ここは施設全体がとても立派で、無料駐車場も広大。
宿泊客も入浴していて、帰宅時間を気にしない宿泊客のさまが、周辺の立ち寄り湯にはない、のんびりした雰囲気を醸し出しているようでした。
話のタネとしても、また立ち寄り温泉としても、お薦めします。
風呂上りの後は御殿場ICに出て、東名高速にのりました。
帰りの東名は、横浜に近づくにつれ熱風の中を泳いでいるような感じでした。
帰宅14時、総走行208m。
発見も多く、楽しい放浪でした。