湯河原峠を出ると、芦ノ湖スカイラインを楽しんで、その湖尻線で稜線を下りました。
 湖尻線で下りたところは、仙石原。
 お二人には了解をいただいて、仙石原に立ち寄りました。
 仙石原はその前の週に「山焼き」が終わっているはずなので、山焼きあとの姿を見てみたかったのです。

←これがこの日の仙石原。
 予想よりも、ずっと山火事の跡のようです。
 ご参考に、下の画像が、ひと月まえの3月15日に、家族と訪れた時のもの。
 山焼き直前の姿です。
 山焼きは一時期中止していたのですが、雑木が増えたり害虫が増えたりしたために、近年また再開されたそうです。
 一面の見事なすすき野原のために、人が手をいれているんですね。
 
(おまけ)誰も知らない仙石原
 若い頃から何度となく訪れている仙石原ですが、あらためて‥
 この丘を横切る小道(右の画像の矢印)は、いったい何の目的で有るんでしょうね?
 実は家族と訪れたときに、この小道を頂上まで歩いています。
 このコンクリート製の小道は、実は道路ではありません。
 仙石原には、丘全体が土砂崩れをしないように、地面に要壁が埋め込んであって、その頂が地面から頭を覗かせているんですね。
 それが小道に見えるというわけ。  
 土木技術って、ダイナミックだなぁ。
 
 ちなみに頂上までは数分かかりますが、コンクリートの上を歩くので、楽でした。
 頂上には、祠があって仙石原明神が‥ なんてことはありません。
 すすき野原が途切れたところから、金時山の雑木林が始まるだけでした。
 ただし頂上からの景色は、箱根湿生花園に向かうこの一帯の地形が、昔は芦ノ湖とつながるカルデラ湖
(火山原湖)だったことが納得できます。

 さて話はツーリングに戻りまして、仙石原からは乙女峠を越えて、御殿場ICから東名。
 足柄SAで、ぢゃいあんさんYUJIさんとお別れしました。
 途中でヘッドライトのバルブが球切れしたことに気づき、赤髭に立ち寄って交換。
 そのため1時間ほどロスして、帰宅は17:30でした。
 総走行233km。
 箱根のワインディングロードを楽しんだ、男たちの桜紀行でした。
2009年3月15日の画像(1)
2009年3月15日の画像(2)
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