←夕方に志賀草津道路を越えて、湯田中温泉に向かいます。
 志賀草津道路は、前日には「積雪で除雪車出動」「チェーン規制」などの情報を聞いていました。
 でもこの日は雲がやや多いものの、特に問題なく越えることができました。
 わが国でも屈指の、ダイナミックな山岳道路。
 ただ旅館の夕食時刻も気になるので、撮影はこの1枚で我慢して、先を急ぎます。
 今回はPocoさんが、名湯・湯田中温泉の旅館を予約してくれているのです。
 湯田中温泉は「湯めぐり手形」(手形1枚で三軒の旅館のお風呂に入ることができる)で有名です。

湯田中・渋温泉郷 「山崎屋旅館」 0269-33-3025
長野県下高井郡山ノ内町安代温泉
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⇒湯田中温泉
「山崎屋旅館」はコチラ
 場所は湯田中温泉の一番奥、安代温泉のなかです。
 山崎屋旅館は小ぶりですが家庭的な雰囲気で、寛げます。
 チェックインのあとは、美味しい夕食。
 そしてほろ酔い気分で旅館の裏口から出ると、そこは有名な石畳です。
 下駄をカラコロとさせて散策。
 おっ、外湯がありますね。
 旅館から鍵を借りると、この外湯に入りました。
 浴室は木造りで、ぼんやりと薄暗いなかで、深い浴槽がおやじを迎えてくれました。
 泉質は、ナトリウム・塩化物硫酸塩泉。
 無色透明のお湯はとにかく熱いのですが、お湯じたいは新鮮で、しっとり感がひじょうに強い。
 そのため肌あたりは温度以上に柔らかいものを感じます。
 風呂あがりは身体がぽかぽかで、その温浴感が持続します。
 さすがに名湯ですね。

←ご隠居、水戸のご老公じゃないんだから…
 それにそれは印ロウじゃなくて、下駄です…
 このあと、二次会にと買い込んだ一緒瓶のワインで、おやじたちの甘美な夜はふけてゆくのでした。
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