メルヘン街道を往く
地獄があるから天国がある。
2006年6月4日(日)
快晴・気温18〜22度
ご隠居「トンネルの向こう側は、3年前のように快晴だったりしてね」
地獄があるから天国がある。
中央高速・談合坂SAでの小雨で肌寒い休憩のあと、笹子トンネルの中から勝沼側出口の眩しい光を見たときに、この言葉を思い出しました。
こちら側は晴れている…
陽光のなか併走するご隠居に向けて、思わずサムアップ。
(「やったね!」)
双葉SAでパンチング革ジャンのインナーを外すと、諏訪ICからメルヘン街道を麦草峠に向かいます。
峠を小海側に下りて、南下する周遊ルートです。
蓼科名物「ようこそメルヘン街道へ」の看板で。(↑)
新緑が綺麗で、まさに萌えるという形容詞がぴったり。
晴れて、ちょっとむし暑いくらい。
麦草峠に近づくと、カラマツが増えてきます。 (→)
麦草峠は、直線とRのきついカーヴで構成された道。
特別に険しい箇所は無いものの、入ってゆくにつれてR(曲率)がきつくなるカーヴが多いと感じました。
スピードの出し過ぎで対向車線に膨らまないように注意が要ります。
ご隠居「ビッグバイクにはビーナスライン(信州諏訪)のほうが走り易いですね」
←そして麦草峠の最高峰に到達。
国道299号線・麦草峠。
標高2,127m。
志賀草津道路の渋峠(2,172m)に次いで、日本で2番目に高い国道です。
特に眺望が良いところでもなく、周囲は林。
一部に草原みたいなところもあり、峠というよりも高原の道のようです。
たまたま空が雲に覆われて薄暗かったせいもあるのですが、意外に地味な峠だなぁという印象を受けました。
さすがに標高が高いだけに涼しく、6月というのに、新緑というよりまだ早春を思わせる風景です。