信州・美ヶ原高原 天高く鉄馬肥ゆる秋
 武石峰に来ました。(→)
 ここまで登ると斜度も穏やかになって、高原の雰囲気。
 ここから約7kmは、もう「美ヶ原高原道路」と言われる箇所。
 カラマツ林のなかを進みます。
 さすがに行き止まりのピストンルート、時たま地元のライダーとすれ違うだけで、交通量は無いに等しい。
 愛機の空冷エンジンは元気いっぱい。
 標高が高く空気は薄いものの、エンジンは電子燃料噴射なので、快調そのもの。
 また気温も低いので、夏と違って俄然駆動力が出ています。
 見上げた秋空に、のどかな排気音が響きます。 
2007年10月6日(土)
晴れ・現地気温17〜21度
 
 ほぼ1ヶ月ぶりのツーリング。
 ソロで出かけました。
 今回の目的地は、信州の美ヶ原高原道路。
 松本市内から、武石峠のワインディングを経てたどり着ける山岳道路です。
 ここはビーナスラインで行く美ヶ原高原の西側にあたりますが、頂上付近の自然保護のため、2kmの距離ですが東側のビーナスとは接続していません。
 周遊することはできないルート。
 かえって未知なるものへの期待感がありました。

 気合いを入れて5:00に自宅を出発。
 9:00に長野自動車道の豊科ICを下りて、まずは美ヶ原林道を武石峠に向かいます。
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(左上)美ヶ原林道の上り、美鈴湖の手前で。
 松本市街の浅間温泉から登り始め、中腹の美鈴湖まではかなり険しい道です。
 驚くほど急な、つづら折り。
 愛機を停めるのもたいへんな勾配です。
 緊張しました。
 登ってきた道と、市街地を見下ろします。
 心中 「これから、さらにきつくなるとイヤだなぁ」と、思っているところ。
(左中)美鈴湖を過ぎたあたりのヘアピンカーヴ。
 見晴台というところで、停車したところ。
 美鈴湖を過ぎるとガードレールも整備されていて、まずはひと安心。
 ご覧のように森には白樺が多く、どこか柔らかい印象を受けるワインディングロードです。