(お土産)「まるごとりんごパイ」¥630-
りんご名産の観光地でよく見る、ポピュラーな洋菓子。
次男が、箱の「諏訪湖」を「猪苗代湖」に変えたバージョンを、合宿先で見たと言っていました。
味はアップルパイそのものですが、アップルパイよりも自然な甘さで、なかなか美味しい。
日持ちはするし、ライダーの手ごろなお土産としてお薦めします。
食後は立ち寄り湯に。
諏訪湖まで来たことですし、有名な「片倉館」の千人風呂に入ることにしました。
「片倉館・千人風呂」長野県諏訪市湖岸通り4-1-9
0266-52-0604 入浴料¥500- 他にロッカー代¥50-
無料の巨大駐車場あり。
片倉館は、明治時代に片倉財閥が、地域住民のために作った文化施設。
片倉は、僕の年齢だと、下着に付いていた「片倉キャロン」とか「カタクラ・メリヤス」というタグで思い起こされるでしょう。
今でいうとグンゼのような知名度でした。
片倉館は昭和3年(1928年)に完成。
諏訪市の文化財にも指定される、大規模な洋風建築です。
これが片倉館の千人風呂。(→)
一見しただけでは、とても立ち寄り湯とは見えません。
ご隠居もそうとう驚いておられました。
温泉は大理石造りの浴槽で、1,000人は無理にしても、100人が一度に入浴できるほどの広さ。
深さは1mほどで、立って浸かります。
浴槽の底には玉砂利が敷き詰めてあり、足裏に心地よい刺激が感じられます。
泉質は透明な単純泉で、ちょうどいい温度。
当時の財閥の、財力の規模と地域への功績とを感じながら、歴史ロマンに浸るのもまたいいものでした。
草津の「西の河原露天風呂」(150坪の巨大露天風呂)同様、話のタネとしてもお薦めします。
帰路の中央高速では、夕方の涼風に当たりながらも、身体の芯は暖かく、温浴効果で実に快適でした。
片倉館を15:00に出て、帰路に着きました。
中央高速では延長30kmにもなる大渋滞に遭いましたが、なんとか無事に18:50帰宅。
総走行430km。
ダイナミックな山岳ワインディングを堪能した紀行でした。
こうして見ると、ご隠居はフルメッシュ・ジャケットの下も、メッシュのTシャツだったんですな。