信州ビーナスライン・
雲海の上を疾(はし)れ
2008年10月25日(土) 
曇り 現地気温10〜14度

 中央高速の相模湖付近では、BMWのセダンを駆る婦人と、しばしのランデブー。
 前になり後ろになり併走して‥
 何度もこちらを見られて‥。
 あちらは車内の暖房が効いているらしく、半そでから露出する彼女の細い腕が、妙に白くなまめかしく見えました。
 こんなハプニングも、単騎ならではの楽しみです。

 前日の天気予報では晴れだったのですが、しっかり外れてしまい、うす曇り。
 途中の秩父や八ヶ岳の峰々は、もやを抱いて、幽玄な光景でした。
 10:20には中央高速の諏訪ICに到着。
 ここからはいつもの蓼科公園線ではなく、初めての県道40号線・諏訪白樺湖小諸線のルートで、ビーナスラインに上りました。
 「霧ヶ峰高原」の看板前。(↑)
 山の中腹で霧が濃くなって心配しましたが、ここまで登ると、視界が開けてほっとしました。
 この先には「〇〇電気エアコン・霧ヶ峰」の広告看板も現れます。
 あまりに古すぎて、景色に溶け込んでしまっている広告看板。
 こんな国有地のど真ん中に広告を掲示できる、老舗〇〇電気の利権のすごさに感嘆ですが、〇〇電気も企業の意地だけで掲示しているだけかもしれません。
 霧ヶ峰を、蓼科側に向かって走り出します。
 このあたりで標高1,700mほどでしょうか。
 背景の白い海のようなものは、霧なのか雲なのか‥
 ところどころは、陽を浴びて白く輝いて、神秘的な光景でした。
 雲が白く輝いていたところも撮ったのですが、出来上がりを見ると、周囲の景色が黒くなっただけで、失敗。
 アマチュアには山岳写真は、ほんとに難しいです。 

 霧ヶ峰は気温11度と低かったものの、風がまったく無く、体感的にはそれほど寒くありませんでした。  
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