鬼押ハイウェーを途中で降りて、R235を経由し、いよいよ目的地の「嬬恋パノラマライン」に進みます。
 鬼押ハイウェーの料金所で道を尋ねたとき「あゝ、あの農道はこのごろパノラマラインって言っているみたいだねえ。」という説明でした。
 嬬恋パノラマライン、正式には浅間広域農道というようです。
 結論から言ってしまうと、ここは特別の名称を冠するにふさわしい、素晴らしい道路です。
 
←これがパノラマラインの南ルート。
 木漏れ陽のきれいなR235を進むと、菅平の山々を臨む丘陵地帯に出ます。
 パノラマラインには南と北とがあり、ここからが南ルートです。
 高原道路という響きから広大なキャベツ畑を延々と走るイメージがありますが、現地は小高い丘が次々に現れます。
 うねる丘をカーヴが巡ってゆくところは、ライディングをいっそう楽しいものにしてくれます。
 南ルートが突き当たりになると国道94号線に右折して、「田代」という交差点でR144に乗り換えます。
 そしてR144から案内板を右折すると、こんどは北ルートに入ります。
 北ルートに入ってすぐの、丘越えの急坂。(→) 

 北ルートは南ルートよりもさらにダイナミックな構成で、長い直線と、山越えとが、交互に現れます。
 山をいくつか越えたとたん、見渡す限り広がるキャベツ畑に出ました。
(↓)
←ここでは地元の方がマラソンの準備をされていました。
 「2009・嬬恋キャベツマラソン」
 嬬恋村観光協会の主催で、次の週末に北ルートで開催される10kmマラソンとのことでした。
 北ルートは起伏も多いので、どうでしょう?
 マラソンコースとしてはなかなかハードだと思います。
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