早めの昼食を終えると、梓川に沿って登ってゆきます。
 さいしょに現れる稲核ダムの水面が、エメラルドグリーンに輝いてきれいでした。(↑)
 ちょっと話は横道にそれますが、乗鞍はダムなしでは語れないほど、ダムの存在が大きい山です。
 三つのなかで一番大きい奈川渡ダムもそうですが、道路やトンネルにいたるまで、東京電力の存在を強く感じます。
 ある意味、男の子向きの?山かもしれません。
 そういえばトンネルにも特徴があって、例えば中で分岐しているトンネルもあります(交通標識に注目→)
 首都高速ならいざ知らず、山のなかでは珍しい。
 また乗鞍のトンネルはみんな中が狭くて、暗くて、地面が湧き水で濡れています。
 前を走るクルマの水しぶきが、狭いトンネル内で霧のようになって降りそそぎます。
 そしてトンネルの中は涼しくて、暑い外からとび込むと快適ですが、トンネルを抜けるとヘルメットの風防が外との気温差で曇ってしまいます。
 風防の外が濡れて中が曇るたびに、「あぁ、乗鞍だなぁ」と実感する瞬間です。 
 画像が十割もり蕎麦(¥1,000-)+大盛(¥200-)。
 モツ皿の小(¥300-)もいただきました。
 美味しいです。
 香りの強い田舎蕎麦で、さすがに十割は歯応えもよく、また盛りじたいもボリュームがあります。
 モツ煮もモツが新鮮で、あっさりとした家庭的な美味しさです。
 モツ皿のほうも、大(¥700-)で良かったな‥。
 ちなみに二八蕎麦は、普通盛りで¥700-とお得です。

おかみさん「どんなガイドブックにウチが紹介されているんでしょう?このあいだもお友達から『雑誌に載っていたわよ』って教えられたんですけれど、わたし疎くって」と、苦笑されていました。
 素朴で家庭的なお店で、満足します。
 ライダーにも家族連れにもお薦めです。 
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