御岳湖を過ぎると、急に山を登ってゆきます。
御嶽は信仰の山として、南信の人々に愛されてきた霊峰。
その愛情は、岳(山)に「お」を付けて「さん」まで付けて、「おんたけさん」と称するくらいです。
こうして登っていても道路わきに石碑が並んで、霊感あらかたな雰囲気です。(↑)
もっとも撮影したこの場所には、「ここはマムシがいます」という札がありました。
南信はムシの宝庫だ。(笑)
タイトなコーナーが続いたあとは、視界が開けます。
ここからがスキー場(おんたけ2240)のなかを抜けるワインディングロードです。
道は広々としたスキー場のなかを、くねるように登ってゆきます。
冬季のゲレンデ化を考慮して路肩にはガードレールがなく、そのため開放感が抜群です。
また大型除雪車が転回することを考慮しているのでしょう、カーヴのところどころは道幅が広くなって、路面もすり鉢状に傾斜(バンク)がつきます。
安全に、そしてぐいぐいと旋回することができて、楽しい。
開田高原のあとは、せっかく木曾御嶽の近くにいることでもあり、御岳スカイラインを登ることにしました。
木曽福島まで戻って、県道20号線を分け入ってゆきます。
途中の御岳湖のあたりで、なにやら胸元がモゾモゾして、かゆいぞ?
走行中だったので、バックミラーを動かして自分を映してみると‥
前エリのなかに大きなハチが!
走りながら革ジャンのジッパーを下げたら、エリの中から飛んでいってくれました。
やれやれ‥
さすがに南信(=蜂の子が名産)、ハチが多いということなんでしょうね。