←こんな景色が延々と続きます。
やがてJR飯山線(長野県・豊野から新潟県・越後川口までを結ぶ路線)の線路も並行するようになります。(↓)
線路を守るスノー・シェッドが、立派です。
どこまでも続くリバーサイド・クルージング。
交通量が極端に少ないせいもあって、悠然と時が流れている感じです。
また、寂びれたなかにも、どこか開放的な眺め。
途中の集落は電気を山のほうから引いているので、川沿いには電柱が無いことも、開放的な印象を高めています。
ともあれ思わずアクセルを緩めて、ぼんやりしたくなる道でした。
国道に戻ると「小千谷○○km ↑」の標識が現れて、新潟県が近いことを告げます。
気温は26度。
ちょっと暑くなってきました。
やがて長野県の栄村を過ぎて、新潟県に入ります。
そして新潟県の津南から、秋山郷への唯一の進入路・国道405号線に分け入ります。
黄金色の稲穂が美しい水田地帯を過ぎると、山あいを縫って進むワインディング・ロードです。
鉄骨造りのスノー・シェッドが次々と現れます。(→)
スノー・シェッドはいずれも老朽化が激しく、なかには雨漏り
(湧き水漏り)のために、赤錆色の滝のなかを走り抜けるところもありました。
山の洗礼に、身体も愛機もびしょ濡れ。
このあたりはまだ新潟県なので、案内標識を見ると「ようこそ新潟・秋山の里へ」です。
まだ長野県ではないのであたりまえですが、ようこそ信州の秋山郷へ、ではないところが、なんとなく可笑しかった。