「カツ丼・まつくぼ」
長野県上伊那郡辰野町羽場7831-7
0266-41-1729
 場所は中央高速の伊北ICの近くで、国道153号線沿い。
 塩嶺王城パークラインを発つと、下道を30分ほど走って到着しました。
 お店の外見はちょっとうす汚れていて入りづらい雰囲気ですが、店内はたいへん明るく綺麗で、安堵しました。
 カウンターには、食べ残したときに持ち帰るためのお惣菜パック
(使い捨て器)が用意されています。
 カツ丼といっても、このあたりのカツ丼はソースカツ丼。
 名物の「特製ソースカツ丼(¥1,500-)」を注文します。
 お客さんが次々と入ってきますが、ライダー6割、一般客4割とライダーが多く、それも若い男性が目立ちます。
 単車乗りの男の子は、挑戦好きということでしょうか‥
 それから待つこと20分。
 お椀の蓋を押し上げた姿で、ソースカツ丼が到着しました。
 ぶ厚い!
 甘い匂いをたてたロースカツは300g。
 小ぶりのティッシュ箱くらいの大きさです。
 レモンを絞って、和辛子をつけて、ひと口食べると‥
 うん美味いです。
 ソースカツ丼に、カリッと揚げた衣のクリスピーな感じが残るタイプと、煮カツのように衣がふんわり柔らかいタイプとがありますが、こちらは後者。
 柔らかい豚肉に、衣がしっかりとはり付いて、そして甘いソースがじわっとしみ込んでいます。
 半分ほどいただいたところで、お腹が苦しくなります。
 ふと隣の席を見ると、若者がお惣菜パックをとると、半分ほどを移しているではありませんか。
 若いモンには、上には上がいることを思い知らさねば(笑)
 僕はそのまま最後まで美味しくいただきました。
 というわけで、話のネタばかりでなく、美味しい逸品。
 地形を利用した駐車スペースも広くて、大人数でも大丈夫。
 お薦めします。

 食後は上伊那の温泉に立ち寄りました。
 丘の上に建つ公共の宿が、日帰り入浴も受け入れています。
 特徴的な建物は、遠くからでもすぐ見つけられますが、進入路が分かりづらく、周辺を何度か行き来してしまいました。
 
 フロントで入浴料を払うと、さっそく浴室に。
 露天風呂も内風呂も小ぶりですが気持ちがいい。
 特に露天風呂は見晴らしが良いので、開放感があります。
 泉質はナトリウム・炭酸水素塩泉で、無色透明。
 加温の具合が、熱からずぬるからずで、ちょうどいい加減。
 肌あたりはさらりとしていて、わずかにきしきし感があります。
 設備は清潔感があって、風呂あがりが快適でした。
 お湯に特徴はありませんが、この入浴料でこの満足感は水準以上でしょう。

 風呂からあがってロビーで涼んだあとに戻った駐車場は、炎天下。
 暑い1日です。
 R50で小高い山を越えると、諏訪湖畔に。
 中央高速の諏訪ICから、帰路につきました。
 帰宅17:10、総走行は437kmでした。
 この日は残暑が厳しかったものの、きれいな尾根道を走って、巨大なソースカツ丼も制覇できました。
 これは50歳をとうに過ぎた僕の体力が、まだイケるということなのでしょうか‥
 

 
「たつのパークホテル」
長野県上伊那郡
辰野町樋口2396-20
0266-41-2001
入浴料 ¥500- 

 
⇒たつのパークホテルは
 コチラ
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