お昼ごはんは、以前から気になっていたお店に。
「鐘庵」は静岡を中心にフランチャイズ展開するお蕎麦屋さんで、桜えびのかき揚げが名物。
静岡以東では、この八王子と前橋に進出しているようです。
この八王子店は駐車場が広く、敷地内にコンビニエンスストアも同居していて、たいへん便利。
店内は、外回りの営業マンの昼食姿… だけでなく、春休みというせいもあってか、子供を連れたお母さんの姿も見られます。
この日は駿河丼(¥580-)と、桜えびのかき揚げ(¥230-)をいただきました。
駿河丼は、ご飯の上にマグロのしぐれで味付けをした後に錦糸玉子・しらす・桜えびの釜揚げ・わさびの塩漬けをまぶした丼で、和風の三色丼みたいなものでした。
味は薄味で、ちょっと物足りないくらい。
揚げたてのかき揚げは、クリスピーで美味しく、お薦めです。
ただし産地で旬に食べたときの鮮烈な味(2011年・遠州)にはかないません。
と、辛めのコメントが続きましたが、フランチャイズにしては丁寧に調理されていて、店員さんも朗らかで気持ちが良い。
静岡のお蕎麦屋さんというと「スマル亭」2008年(箱根に収録)が有名ですが、鐘庵のほうが家族向きというか、スマル亭がオトコならば、鐘庵は女性を感じさせる雰囲気です。
食後はふたたびあきる野ICから圏央道にのって、中央高速で帰路につきました。
帰宅は15:50、総走行177kmの朝風呂紀行でした。
話しは変わりますが、先月のとある日に、このサイトにもたびたび登場された知己のウガンダ徳さん(HAYABUSA、1000GTR)が病に倒れて、天国へと旅立ちました。
彼は一人旅が好きで、悪天候のときはクルマで旅する人でしたが、帰宅すると「クルマで行くと、バイクのような充実感がないんですよ」と、よく嘆いていたものです。
僕も、旅の移動手段に、単車を選んだ男です。
徳さん、安らかに。
「そば処 鐘庵(八王子店)」
042-691-0070
東京都八王子市戸吹町166-2
立ち寄り温泉を発つと、「さぁ行こうっ!」
奥多摩のワインディング・ロードを登ります。
朝はあれだけ強かった風も完全に止んで、実に快適。
日なたに飛び出すと、眼もくらむほどまぶしい陽射しが降り注ぎます。
奥多摩湖てまえの「都民の森・駐車場」でUターンして、もと来た道を戻ります。
下りで、奥多摩を攻め慣れた若者にブチ抜かれたことはナイショだ。