近所の人「しらす漁、きょうは海が荒れてて出なかったんだよね〜」
おかみさん「そうなのよ。釜揚げで我慢してね」
 僕は生しらすより釜揚げしらすのほうが好きなので、問題なし。
 「用宗丼B」の大盛り(¥900-)をいただきました。
 漬けマグロと釜揚げしらすが、海苔をちらしたほかほかご飯の上にのっています。
 淡口醤油をさーっとかけ、わさびを混ぜて、いただきます。
 うん、美味しい。
 しらすはさらっと立っていて、それでいて中がジューシーな感じ。
 マグロも新鮮で、漬け具合もちょうどいい。
 またこの丼、器がずん胴なので、見た目以上に量が多い。
 穏やかな浜風に吹かれて、丼をかきこみます。
 開店したばかりなのに、お客さんは外回りの営業マンや近県ナンバーのご夫婦連れが10名ほどいて、盛況。
 皆さん会話をするわけでもなく、無言で丼と格闘しているのが可笑しかった。
 わさびがもう少し多いと良かったけれど、旅情あふれるオープンエアでいただくしらす丼、お薦めします。
 昼食を終えると、静岡の旧市街を、渋滞を避けるべく地図を頼りに裏道通過。
 藁科川に出ました。
 ここからは、2011年のAdventureの再来。
 Dangerousなリバーサイド・ランへ。
 2011年はお隣りの安倍川を井川ダムまで遡上しましたが、今回はこの藁科川に沿って遡上してみましょう。
 この道はこの先県道60号・南アルプス公園線へと変わったあとは一本道になって、同じ井川ダムまでたどり着けるはずです。

 まずはR207を、藁科川沿いに進みます。(→)
 雲も少なくなって、青空。
 風もほとんどありません。
 予報(27度)ほどではありませんが、それでも25度くらいはあるでしょうか。
 日陰に入ると、思わずほっとします。
←R207は、国道362号線・藁科街道へと合流します。
 ここからは藁科川を左に臨みます。
 紫外線が強くて、日焼けしそう。
 単車の場合、身体は日焼けはしませんが、問題は顔です。
 ヘルメットを被っていても、鼻のあたまだけは日射の防ぎようがありません。
 時々停車して、そこだけちょいちょいと日焼け止めを塗って、また走り出します。

 やがて県道60号線・南アルプス公園線へ分け入る交差点に着きます。
 道路わきには、小さい売店と公衆便所。
 いかにも「ここからは山奥ですから、ここで用を足してください」と言わんばかりです。
 僕もヘルメットを脱がずに用だけ足して。
 そして南アルプスへ分け入っていきます。
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