2012年6月27日(水)
晴れ 気温23度
横浜の自宅を6:10に発ち、曇天の東北道をひた走ります。
“関東のアリゾナ”たる館林も、この時刻ならば涼しくて、へっちゃら。
日光口PAからは、空も晴れわたります。
冴えわたった陽射しのなかで、新緑がきれいでした。(→)
今回の旅の目的地は、日光の奥にある湯西川。
福島県との県境も近い、秘湯の地です。
また平家の落人伝説がある里としても、有名です。
いまは単車から降りてしまった「ご隠居」ことD氏から、この湯西川温泉に誘われたのが、2005年のこと。
以来、一泊ツーリングで構想すること7年。
でもなかなかお休みや天候と合わないまま年月は過ぎ、その間、僕も長距離紀行に慣れて、ここいらも日帰り圏内。
そして訪れる機会に恵まれました。
日光宇都宮道路を日光ICでおりると、まずはSSへ。
給油もさることながら、SSで情報を収集することで、旅の成功が左右されることがあります。
SSのお兄ちゃん「お客さんホラ、男体山の右に見えるのが女峰山です。この時刻に女峰山の姿がああして雲から見えるときは、これからどんどん晴れて、夕方までツーリング日和でしょう」
ありがとうっ、SSのお兄ちゃん!
ルートを組み替えて、2006年に満喫できなかった霧降高原に寄り道することにしました。
←女峰山を臨みながら、高原に向かいます。
霧降高原道路は、男体山の北東に広がる霧降高原を南北に貫く、ワインディング・ロード。
16kmの行程すべてが複合コーナーの連続で、さらに高低差もあるため、走りを満喫できるところです。
ただしそれは晴れている日のこと。
その名のとおり霧の発生率が高いところでもありまして、ライダー泣かせの快走路です。
でも、きょうはご覧のとおりの快晴。
視界は開けて、どーんと爽快な景観が広がります。
青い空に、白い雲。
新緑。
爽やかな高原の空気。
そして操縦の楽しいこと。
さえぎるもののない山岳道路は、そんな僕を女峰山(2,463m)の中腹へと誘います。
日光/
湯西川
初夏の旅