風呂あがりにもう一度、夜叉神峠を見上げると…
まだ雲がかかっていましたが、その白さが印象的です。
思わず「おかえりっ、夏っ!」と心のなかで叫んでしまいそう。
でも、やっぱり秋の雲なんでしょうね。
ちなみに夜叉神トンネルで向こう側に抜けると、霊峰北岳を臨む感動的なパノラマに出合えるそうです。
でも、そこは登山者たちの聖地。
ライダーはこのまま山を下りましょう。
下り道では、先ほどの事務所の裏に、パワーショベル車が2台、駐めてあるのを見つけました。
がけ崩れに備えて、村はずれにパワーショベルを待機させる… ここはそんな集落です。
さよなら、夜叉神峠。
お昼ごはんは「甲州ほうとう小作」。
双葉Jctの近く、R20沿いにある双葉バイパス店にお世話になることにしました。(↓)
このあとは、富士川沿いに出て「道の駅とよとみ」でひと休み。
←名物のシルクソフト(¥330-)。
豊富町が養蚕が盛んだったことにちなんだ名前だそうです。
クリーミーで、それでいて肌理(きめ)を感じる食感。
美味しかったです。
甲府南ICから中央高速にのって、帰宅は15:50。
総走行は290km。
惜しんでも惜しんでも、夏は終わり、こうして秋がやって来る…
そんなことを感じた旅でした。
お目当ては、冷たいほうとう「おざら」。
2年前にお土産に買って自宅で調理したのですが、どうしてどうして意外に美味しかったことが記憶に残っています。
そこでお店ではどういう味なのか、確かめてみたかったのです。
ということで、画像がその「おざら(¥700-)」
土鍋に氷が敷かれ、その上にほうとうが盛られています。
醤油仕立ての汁の具は、玉ねぎ、しいたけ、鶏肉、さやえんどうで、この汁に浸けていただきます。
う〜ん、さっぱりし過ぎていて、物足りない。
見回すと店内で「おさら」を食べているのは僕だけで、他のお客さんは、まだこの暑さにもかかわらず、熱いほうとうと格闘されています。
そういえば、熱いほうとうを食べるお客様への配慮か、広い店内は吹き抜けがあるにもかかわらず、キンキンに冷やされています。
やっぱり甲州のほうとうは、熱いのに限ります。