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 トンネルを抜けると、しばらく山の稜線に沿って進む。
 ふり返るとこのようにガードレールは低く、地盤じたいが落ち込んでいるようだ。
 長い年月を経て、黄土色に変色してしまったガードレールも多い。
 このあと青木峠はうす暗いワインディング・ロードに戻り、豊科に。
 長野自動車道の安曇野ICから帰路につきました。
 この安曇野ICは、先週までは「豊科IC」と言いました。
 観光振興のために、名称を知名度の高い安曇野に変更した。
 個人的には穂高を臨む安曇野と、松川を擁する豊科とは違う土地であり、豊科という名称は残してほしかったものだ。

 帰宅は18:40、総走行は517km。
 1976年に青木峠のそばに国道254号線が整備され、同時に青木峠の、東信と中信とを結んできた長い長い役目は終わったという。
 そんなことがよく理解できるほど、青木峠は越えるのに時間がかかる峠でした。
 
←やっとカーヴの突端に、ささやかな展望台を発見。
 展望といっても山並みが見えるだけ。
 傍らに生えた松の木のほうが、印象的です。
 走り出して、その展望台をふり返ったところ(下)
 矢印が展望台。
 ご先祖様も、あそこで立ち止まっただろうか。
 ご先祖様、500年後にこうして子孫が立ち寄りましたよ。