画像が名物の「ソースかけかつ丼(¥840-)」
ソースかけ、といっても特殊なものではなく、とんかつをソースだれに軽く浸けた、一般的なソースかつ丼です。
うん、美味しい。
衣はクリスピーな歯応えが残る、僕好みのタイプ。
豚肉はいわゆる白馬ポークで、脂身が少なく、旨味がしっかり詰まっている感じです。
秘伝のソースは、甘しょっぱい中にも、わずかに辛さが残るもの。
これは胡椒?あるいは山椒が隠し味なのかな?
おかげで、さっぱりした味に仕上がっています。
食後にいただく熱い緑茶が、また美味しかった。
年中無休というこの老舗、カレーも美味しいという噂です。
今度訪れる機会があったら、カツカレーを食べてみたい。
お店を出ると、仁科三湖を散策。
木崎湖(右)は、JR大糸線(松本〜糸魚川)の線路に沿って広がる湖面が印象的。
いっぽう青木湖(下)は、原生林が湖畔に迫ります。
三番めの中綱湖には行きませんでしたが、いずれも手つかずの自然が残る湖でした。
仁科三湖からいったん大町に戻ると、そこから大町アルペンラインを立山・黒部ダム方向に5kmほど登って、大町温泉郷に到着。
温泉郷のなかにある「薬師の湯」に立ち寄ってみました。
館内は温泉資料室も併設されて雑然としていますが、入館者が多いせいもあって、にぎやかで明るい雰囲気。
浴室は、ガラス窓が広くて、たいへん明るい。
浴槽は内風呂も露天風呂もプールのような石張りで、近代的です。
そういえばロビーには「新館」という表示もあったので、この浴室は改装されているかもしれません。
お湯は単純温泉(弱アルカリ性低張性中性高温泉)で、透明。
温度は熱めで、キシキシ感があります。
キシキシ感がある温泉はさっぱり系が多いのですが、ここはしっとりした肌あたり。
風呂あがりは身体がぽかぽかとして、温浴感は帰路のあいだじゅう持続しました。
そのしっかりとした効能も魅力的。
お薦めです。
温泉郷を発つときに、気温を表示する電光掲示板を発見。
気温22度。
どうりで暖かかったはずだ。
給油をした安曇野松川のSSでも、従業員のおばちゃんから
「きょうはあったかくって。バイクは良かったでしょー」と声をかけられました。
安曇野ICから長野自動車道にのり、そのまま横浜の自宅へ。
帰宅20:00、総走行583km。
印象的な大カエデでした。
また、いつか、会いたいものです。
大町温泉郷・湯けむり屋敷
「薬師の湯」 入浴料¥600-
長野県大町市大町温泉郷 0261-23-2834