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相模川 去ってゆく老馬と、変わってゆく風景
2012年(当日)
2012年10月26日(金) 快晴 気温20度
愛機・Buell/XB9-Sとは、8年と5ヶ月を共にして、現在の距離計
は56,962km。
「コイツとなら、どこでも行ける」という気持ちで、これに乗って、い
ろいろなところへ旅をしました。
そんな愛機も、このたびわが家を去ることになりました。
ドナドナ(Dana Dana)…
と、湿っぽくなってもつまらない。
幸い“無事故無違反”でしたから、どこかにお礼参りに…と、いうことで、恒例の相模川の祠に行ってまいりました。
8:20に自宅を出発して、渋滞気味のR246を西に。
相模大橋に近づくと、「さがみ縦貫道路」の高架橋が、すでにR246の上を跨いでいました。
建設工事は順調に進んでいるようです。
「さがみ縦貫道路」が完成すると、横浜の自宅から東名高速にのるだけで、そのまま八王子Jctから中央高速へ、そして圏央道を経て関越までがノンストップで可能となります。
完全に開通するまであと数年ありますが、楽しみですね。
いったん都心まで出て練馬から関越にのっていた十数年前と比較すれば、隔世の感があります。
さてR246から、いつもの田圃におりてみると…
ご覧のとおり、田圃から見上げた高架橋は、ほぼ完成しているように見えました。
付近には、物流倉庫らしき建造物も建っています。
このあたりの風景は変化しています。
2010年
でも、小さな祠はそのまんま。
ご挨拶をすませて、さて、戻ろうか。
身軽になっている老馬を、押し歩き。
いつもしょわせているツーリングバッグも、今日はありません。
バチンッ!と、エンジンをかけます。
HARLEY-DAVIDSONの飛び出しスターターの衝撃音を聞くのも、これで最後になるなぁ。
燃料タンクを兼ねた骨格、お腹に抱える消音器、ディスクローターをリムに沿って配置する特殊なブレーキ、ベルトドライブ… と、Buellは先鋭的な工業製品であると同時に、Amateurism(アマチュアリズム)あふれる魅力も備えた単車でした。
遠慮なくいうと、そんなBuellほどには先鋭的な風采ではない僕。(→)
それでも最善を尽くし、腕組みして威厳を保つ。
抜けるような青空でした。
10:20には自宅に着いて、総走行は40km。
2011年