←しばらく行くと、時間通行止めの看板が。
あと30分も待てば、15:00から15分間だけは通行できます。
でも空を見上げると雲行きは怪しくなって、空気もひんやりとしてきました。
こういうときの山には、長居は無用。
井川湖(井川ダム)は前も訪れていますので、あえてリスクを冒す必要もありません。
ここから引き返すことにしました。
しかし、あすの兵越峠は本当に開通しているのだろうか…
戻ってきた長島ダムで→
雲間から青空が覗いていますので、なんとか雨に遭うことはないようです。
実はこの直後に愛機を倒しそうになりました。
サイドスタンドのかかりが甘く、路面が砂で滑り易くなっていたことが原因です。
なんとか気合いで持ち応えましたが、228kgは重かった(汗)
ともあれ気持ちを切り替えて。
さよなら長島ダム。
帰路は国道ではなく、対岸を走る県道77号線で下ってみました。
こちらも国道と同じく、密林のなかをひたすらくねってゆくリバーサイド・ロード。
道幅もいっそう狭く、終盤になって広い国道に戻ったときは、正直ホッとしました。
←国道に戻ってから、走ってきた県道77号線(矢印)を見上げたところ。
貴方がもし大井川沿いを走って、対岸の山にへばりつく道路を見たときは思い出してください。
「こういう道は、下から見上げた印象よりもずっとDangerous」
安易に入らないほうが無難です。
相良牧之原ICから東名にのると浜松に向かい、17:00に宿泊場所「ルートイン磐田」にチェックインしました。
ここに泊まるのは二回め。
今回も、朝夕食が付く一泊セットにしてあります。
肉炒めをつつきながら、食堂のTVでナイター中継を見る平和なひととき。
新聞に目を落とせば、中部地方版の頁が意外に面白い。
極楽なり。
部屋に戻ると、TVのニュース報道をチェック。
きょうは登山家でスキーヤーの三浦雄一郎氏が、2003年5月、2008年6月に続いて、80歳で3回目のエベレスト(8,848m)登頂に挑んでいるはずです。
僕と三浦氏とは札幌時代に、共通の酒屋で買い物をしていた仲間。
ただ同僚からは「三浦雄一郎さんにとって、uenoさんは酒屋で会うと妙になれなれしい、ただの酔っ払い」と指摘されていましたが(笑)
まぁそれはともかく、ネパールとの時差のせいか、三浦氏の吉報はまだ報じられていません。
確認してから就寝したかったけれど、あしたも早いので寝ますか。
きょうは総走行370km。
あしたの天気予報を見ると、快晴で降水確率0%。
七福神に会えたご利益かな?
さぁて、あしたはいよいよ国道152号線を突き当りまで行き、そして兵越峠を通過。
国越えして、信州へと入ります。
夕食は豚トロ・ニラ炒め定食、これに中生ジョッキが付いて通常の¥700-増しとリーズナブル。
なにより不慣れな街をさまよう元気は残っておりません。