柵に身を乗り出して記念撮影。
しかし日本にもこういうところがあるんですね…
まさに鋸山は、甘く危険な南米の香り。
なお下調べしたときは「柵がぐらぐらして怖い」といった記述もありましたが、すべてがっちりしたステンレス製の柵になっています。
なので子供連れでも安心。
ともあれ怖くて楽しい、そんな名所でした。
駐車場まで戻ってきたところで、時刻は11:00。
海岸沿いに出れば、お食事処には困らないはずです。
鋸南(きょなん)の金谷港に下りたとたんに、1年前に訪れた「さすけ食堂」の前を通過… せずに、そのまま駐車場に吸い込まれてしまいます。
やっぱり鋸南ですから、黄金アジをいただきましょう。
「さすけ食堂」
千葉県富津市金谷2193-5
0439-69-2123 火・水・木休み
←開店と同時刻なのにお店はもう満席で、外の順番待ちの椅子には、早くも先客の姿が。
幸い20分ほどで、座敷に座れることができました。
蒸し暑かったので、扇風機が目の前で回っていて嬉しかった。
この日に注文したのは「アジのなめろう定食(¥1,300-)」
座敷にも、厨房の活気のある声が届きます。
おかみさんA「次、なめろう、いきます」
おかみさんB「はい」
トントントン…(まな板の上でアジを叩いている音)
聞いているだけで、もう食欲全開です。
出てきたアジのなめろうは、きれいな色合いの逸品。
ひと口たべると、黄金アジの旨味が、口のなかに広がります。
ネギや大葉の量がひかえめなぶん、新鮮なアジの美味しさが前面に出ていますね。
味噌の味付けもちょうどいいアクセントで、後をひく美味しさ。
味噌味のアジを、炊き立てのごはんとほおばる幸せ。
お薦めします。
お店を出ると、順番待ちは8名にふくらんでいました。
若いカップル、家族連れ、熟年夫婦…
お客さんの層もまちまちです。
いずれにしても、早めにお店に入って正解だったな。
さて支度をして駐車場で愛機を押し歩きすると、どうにも危なっかしい。
山歩きの疲れが膝にきています。(笑)
ということで、本当に“危険な南米の思い出”にならないうちに、帰路につきました。
帰宅13:40、総走行206km。
ジーンズを履いてのライディングは車両の取り回しがいまひとつで、愛機が排気量以上に大きく感じました。
ツーリングにはやっぱり革パンがいい。
なお往復に走った東京アクアラインは、料金割引社会実験中で、片道なんと640円(2009年〜2014年予定)。
この通行料ならば、南米も気楽なもの。
ちょくちょく訪れてもいいな。