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2013年9月5日(木)
曇り 現地気温27度

 はじめにお断りしておくと、今回は単車の旅ではありません。
 家族で信州に行ったときに、野沢温泉のあらたな外湯に立ち寄りました。
 なにしろここには13湯も外湯がありますから、すべてを制覇するためには旅を選べない。

 さいしょに訪れたのは、天然記念物に指定されている麻釜(→)
 これは入浴施設ではなく、昔ここで麻を茹でていたという共同施設。
 湧き出る源泉は、なんと90度です!
 誤って子供が落ちたら大変なので、現在は立ち入り禁止。
 ただしひとつの湯溜まりだけは開放されていて、売店で買った卵をネットで浸して、自分で温泉卵を作れるようになっています。
 試しに湯溜まりに手を入れてみると…
 熱っ!
 正真正銘の熱湯でした。
 
←これが立ち寄った「上寺湯」
 位置的には、温泉街の下のほうです。
 お湯は麻釜から引いていて、泉質は含石膏-食塩・硫黄泉。
 泉質だけをいえば、中尾の湯と同じ泉質です。

 お賽銭を賽銭箱に入れて、入室。
 外湯のなかでも歴史の古い湯だそうですが、建物は比較的新しく、外見も内部も清潔感があります。
 浴槽は石張り。
 6人も入れば満員という小ささで、蛇口からちょろちょろと源泉がかけ流されています。
 お湯は透明で、やや熱め。
 でも中尾の湯や大湯に比べればぬるい。
 セメントを思わせるこの微かな匂いが、石膏の匂い?
 浴槽は、身体を立ててもお湯に肩まで浸かる深さで、これが気持ちいい。
 肌あたりはごくわずかですが、つるすべ感があります。
 浴感はしっとりした感じが強い。
 入浴客が少ないので、外湯としては落ち着けるところです。
 しかし僕は、野沢温泉の近くに住んでいるわけではありませんから、全湯制覇の道のりは険しい…
信州Classic補足〜 野沢温泉
(制覇)大湯、中尾の湯、上寺湯
(未踏)河原湯、秋葉の湯、麻釜の湯、熊の手洗湯、松葉の湯
    新田の湯、真湯、滝の湯、横落の湯、十王堂の湯、
風呂あがりのおやじ。