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(伊豆高原のお土産)
 「万能塩かつお茶漬け」
 8食 ¥650-
 「伊豆高原・旅の駅ぐらんぱるぽーと」で購入。
 鰹の塩漬けを粉末にしたもので、伊豆の郷土料理である。
 美味しかったのはカツオ卵ごはん。
 ほかほかご飯にふりかけて、生卵をおとし、ごま油を小さじ1杯入れて、かきまぜていただきます。
 これが絶品でした。 
 朝ごはんによし、お酒のシメにもよし。
 お茶漬けよりも、滋味が引き立って美味しかった。
 価格も手ごろで小ぶり、日持ちもするのでお薦めです。
 でも伊豆高原のおかげで、ひと足早くお花見ができました。
 自然のうつろいを、花を追いかけながら感じる。
 これも伊豆半島の魅力ですね。
 さて、花見のあとはダンゴだ。
 お昼ごはんは、東伊豆・白田(しらた)にある中華料理店にお世話になりました。
 芸能人ご用達の店で、TVのグルメ番組でも何度か放映された有名店。
 場所は国道135号線を降りて、伊豆急行の「片瀬白田」の町に入ってスグです。
 小さな町中のいたるところに、「かわったチャーハンの店 →」という電飾看板が立っているので、迷うことはありません。
 自宅とつながったお店は、海水浴場の片隅にでも見かける平凡な店構え。
 小さなお店に不釣り合いなほど、周囲に駐車場がたくさんあるのが、特徴といえば特徴か。
 ノレンをくぐると、店内はとても明るくて、清潔感もあって気持ちがいい。
 赤い床とテーブルが、いかにも中華料理店という雰囲気。
 笑顔のおかみさんが、黙って僕を見つめている。
 その顔には「ご注文は、ウチの名物の肉チャーハンでしょ?」と書いてある。(笑)
僕「肉チャーハンを、ひとつ」
おかみさん「はい。 (厨房に向かって)肉チャーハンひとつ!」
 やがて次々と地元のサラリーマンや夫婦連れが来店して、小さな店内はあっというまに満席。
 皆さんも注文は肉チャーハンだ。
 やがて僕の肉チャーハン(¥800-)がやってきた。
 具のない卵チャーハンの上に、豚肉・キャベツ炒めがのっていて、確かに変わっているといえば変わっている。
「中華 ふるさと」 0557-23-2651
静岡県賀茂郡東伊豆町白田313-6
 ひとさじ食べて… うん、美味しい。
 薄味のチャーハンに、しょっぱい炒め物が混ざって、絶妙の塩加減。
 キャベツの甘さもマッチしています。
 これがレタスやチンゲン菜だったら甘さがもの足りなくて、ここまで美味しくはならない。
 ハーモニーで魅せる炒飯。
 あとで調べてみると、伊豆熱川から稲取にかけての一帯は、こういうトッピング形式の炒飯が名物らしい。
 面白いものである。
 というわけで、肉チャーハンお薦めです。
 東伊豆まで来て、お昼に魚料理店以外を訪れるのはためらいもあるでしょうが、勇気をもって訪れてほしい。
 そこには美味いチャーハンが待っています。
 満足してお店を出ると、あんなにたくさんある駐車場が満車。
 人影も少ない片瀬白田の町ですが、ここだけは人口密度が高い。