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 帰りに「尻焼温泉」の前を通り過ぎました。
 ここは川の中から温泉が湧き上がっていて、河原をせき止めて露天風呂にしています。
 つまり雨で川が少しでも増水すると、ぬるくて入れないというユニークな温泉です。
 混浴ですが、女性は水着着用が可。
 というか道路から丸見えなので、男性だって水着がないと入れないほど開放的らしい。
 今回は水着を持参していなかったので、話しのタネにご紹介だけ。
遠くから見下ろした「尻焼温泉」
 立ち寄り温泉は、草津の「御座(ござ)之湯」に。
 御座之湯は、草津のシンボル湯畑のわきに2013年にオープンした新しい温泉。
 冬住みをしていた江戸〜明治の建物を再現したもので、杉板を使った「とんとん葺き」の屋根と漆喰の壁が古風です。
⇒御座之湯はコチラ
草津温泉「御座之湯」 入浴料¥500-
群馬県吾妻郡草津町大字草津421
 御座之湯を出て帰り支度を始めたときに、時刻は15:40でした。
 これで帰り道が渋滞すれば、当初の希望どおり(?)疲れるだろうなぁ。
 渋川に出る国道145号線(長野街道)は、マイペース走行。
 そして渋川に着いてみれば、はたして関越道は「東松山渋滞20km・所要50分」の表示!
 これが休日ツーリングの真の姿…
 ともあれ戻れるところまで戻ろうと、関越道にのります。
 中には「石之湯」と「木之湯」とがあり、この日は石之湯が男風呂でした。
 浴室は杉板が張り巡らされ、吹き抜けから陽の光が差し込んで、素晴らしい雰囲気。
 源泉は二つあって、お湯が透明の万代源泉(西の河原露天風呂と同じ)と、わずかに白濁した湯畑源泉(大滝之湯と同じ)とが楽しめます。
 万代源泉は塩化物硫酸塩泉で、さらりとした肌あたり。
 いっぽう湯畑源泉は酸性硫黄泉で、濃い。
 この湯畑源泉は同じ源泉の「大滝之湯」よりはマイルドでしたが、それでも万代源泉よりはずいぶんと濃い。
 疲れがほどけてゆく感じが快感です。
 風呂あがりはさらっとして、整理体操をした後のように身体がほぐれています。
 というわけで施設の素晴らしさを考えれば、お薦めでしょう。
 上里SAでインフォメーションパネルを見ると渋滞が30kmまで拡大していたので、フードコートで夕食をとって渋滞が収まるのを待つことにしました。
 いただいたのは“店長イチオシ!”の「もつ煮定食(¥800-)」
 見ためは豚汁風ですが食べても豚汁風で、肉がモツに変わっているだけ。
 でも物足りなかったのかというと、そんなことはありません。
 具のもつは多めだし、味もさらりとした美味しさで満足しました。
「上州茶屋」  0495-33-1263
関越自動車道上り線上里サービスエリア内
 夕食を終えてインフォメーションパネルを見ると渋滞は解消していたので、気を取り直して再出発。
 澄んだ空気のなか、夜の走行。
 帰宅は21:30、総走行は500km。
 身体はへとへとになりましたが、充実感もあって楽しかった。
 それだけ二度上峠も野反湖も、魅力たっぷりなところでした。