温泉街では珍しいものを見つけました。
町内会館の広場にあったガラス張りの倉庫。
これ、何だと思います?
大蛇まつりの、ヘビのおみこしを格納してあるんです。
倉庫は細長く左に伸びて、敷地内でU字に曲がって、撮影している位置で終わる馬蹄形。
この中に、一番大きいので全長108mの蛇みこしが、折りたたまれずに収められています。
画像は、たぶん子供みこしの顔。
あと数匹が格納されていました。
お祭りは毎年5月だそうですが、蛇みこしがあの狭い温泉街を進んだら圧巻だろうな…
でも蛇みこしって、方向転換できないな…
5月にここに来ていたら、旅のタイトルが奥利根ブナ太郎じゃなくて、老神へび太郎になっていたな…
なんてことを連想しながら、老神温泉を発ちました。
なおこの広場では、夏のあいだは朝市が開催されているそうです。
沼田ICで関越にのると、長い長い帰路につきました。
横浜に帰宅したのは19:10。
総走行は470km。
ガソリンは、世界経済の減速化で、投資家が原油から資金を引き上げたとかで、レギュラー126円/Lと安めでした。
(おまけ1)上州土産の「焼まんじゅう(12個¥648-)」
関越の赤城高原SAで購入。
焼まんじゅうは群馬県のおやつであり、上州人のソウルフード。
昔は群馬県の峠に行くと、峠の茶屋であの香ばしい匂いがしたものです。
でも匂いにつられてひと串買うと、食べきれずに持て余しちゃう。
さりとて食べながらは運転できないほど、串がデカいし。
なにより小麦粉饅頭に味噌ダレをつけて焼いただけで、具(餡)が入っていないことに衝撃を受けたのは僕だけではないはず。
最近あの屋台を見かけない(そもそも峠の茶屋自体が滅びている)と思っていたら、お土産パックになって生き残っていたんですね。
半生タイプで、家庭のフライパンで調理する商品です。
(おまけ2)越後土産の「笹だんご(5個¥756-)」
越後のお菓子といえば、笹だんごでしょう。
同じく赤城高原SAで購入。
これは中がこしあんの商品で、なぜか隣りにあった小倉あんのものよりも高かった。
美味。
しかし秘境道で草いきれの匂いに恍惚となる僕が、笹だんごの風味にも恍惚となる…
残った笹の葉と藁ひもを眺めながら、自らの“業”みたいなものを感じました。
美味しいですね。
小麦粉饅頭の柔らかさが保たれるように工夫されたパッケージに好印象。
また一個あたりを小ぶりにしたことで、味噌ダレがからむ率が高まって、すべてが良い方向に。
満足しました。