手前が源泉が注がれる浴槽で、ちょっと熱め。
奥はぬるめです。
源泉は左の大岩をつたって流し込まれ、あふれたお湯は岩の隙間から海に流されています。
熱めが好きな僕は、大岩の近くに陣取ります。
うむむ、いい湯だ。
お湯は透明で、透明度がかなり高い。
泉質は含塩化土類食塩泉。
さらりとした肌あたりの塩泉ですが、身体が芯から温まる印象があります。
そのとおり風呂あがりの温浴感もほかほかと快適。
満足しました。
この絶景でお湯も良く、入浴料も安いので、「週末は極端に混む」「リピーターも多い」という評判もうなずけるものがあります。
北川温泉の外湯的位置づけなので、営業時間や設備面(公共トイレは3分ほど歩く)で利用しづらい点もありますが、一度は入ってみることをお薦めします。
混浴にしては開放的すぎる温泉ですが、あの受付のおっちゃんが居れば、風紀が乱れることはないでしょう。
そのおっちゃんに手をふって、専用駐車場を発ちました。
国道135号線を少し戻って、伊豆高原のコンビニエンスストアで小休止。
干物屋が併設されていたので、ちょっと冷やかし。
この干物屋、店内がコンビニエンスストアと統一された都会的な雰囲気で、商品も真空パックされた干物だけと徹底したもの。
真空パックの物珍しさと、店員のおばちゃんの朗らかさに気を良くして、購入。
「金目鯛の干物・真空パック」一匹¥470-。
いいお値段ですが、匂いが漏れず、日持ちもすることを考えれば、妥当な価格かもしれません。
無料で保冷剤もつけてくれました。
帰宅して開封すると、干物は「旨み保護シート(解凍時に旨みの水分が逃げない)」に包まれてあったりして、なかなか凝っています。
美味。
ザルに乗った不衛生そうな干物も味わいがあっていいけれど、こういう衛生的な商品も手軽でいいものです。
お昼ごはんは伊東の「魚河岸」(右)
場所は伊東市内、国道135号線の旧道付近。(その後2017年頃近所に移転)
画像に写る二階が「魚河岸」で、この階段を上がるとノレンがかかっています。
もひとつ言うと、この画像は食べ終わった後に撮影したもので、11時(開店の30分前)に到着したときは、建物の前に6名の先客が行列を作っていました。
僕はここが「行列ができる人気店」とは知らなかったので、ちょっと驚き。
行列には臆しましたが、先客たちの視線を浴びて走り去るのも嫌だったので、このままこのお店にお世話になることにしました。
向かいの大きな専用駐車場に駐めると、タンデムで来ているご夫婦連れのライダー
(HONDAのX4・1300cc)の後ろに並びます。
僕「いつもこんなに行列ができるんですか?」
X4氏「平日はこんな感じです。土曜日は混んで20名くらい並びます。途中で打ち切りでノレンが下げられるときもあります」
僕「人気店なんですね」
X4氏「とにかく美味しいんですよ。量もあるし。こういう何というか“とんでもない”お店は、伊東でも、ここと、もう一軒しかありませんね」
僕「ここは何がお薦めですか」
X4氏「何でも美味いですよ。といっても私はいつも海鮮丼しか食べないけれど」
僕「よしっ、僕も海鮮丼にします」
僕のあとにも8名くらいの列ができたところで、11時開店。
皆どやどやと階段を登って、ノレンをくぐります。
「豆州やまきち(伊豆急物産)」
0557-53-5588
伊豆高原桜並木入口