barracuda_myweb15812001.gif
「ネゴめし(¥1,400-)」
 何種類かの刺身が、ご飯の上に乗っています。
 トッピングは刻みネギに味噌、そして小鉢でおろし生姜が付きます。
 アラ汁椀付き。
 さいしょは味噌をわきによけて、タタキ丼として食す。
 美味しいけれど、これといった特徴はありません。
 やがて保温ポットに入ったダシ汁が出されます。
 残った半分にこのダシ汁を注いで、味噌と生姜を溶いて、刺身がほろほろの状態になる。
 これをひと口すすると…、これは美味い!
 甘口の魚貝系ダシ汁と、刺身の旨味とが、口のなかで絶妙なマリアージュ。
 おまけに味噌と生姜の風味がアクセントで効いています。
 生臭さもまったくなく、あっという間に食べ終えてしまいました。
 タタキ丼からの変身さというか、旨味の飛躍度が新鮮。
 この点ではまご茶漬けの、茶漬け部分を上回ります。
 お薦めします。
 お土産は、お店の一階で「干物詰め合わせ(¥500-)」を。
 カマス、アジ、イワシの干物が入ってこの価格はリーズナブル。
 買った時も「ここの干物は乾燥していないというか生っぽい仕上がりだなぁ」という印象を受けましたが、自宅で焼いても新鮮で美味い。
 また骨から身が外し易いことも、家族に好評でした。
 さてお店を出てみると、心配したとおり道が渋滞気味。
 でもこのまま帰るのももったいないので、伊豆高原の桜を見てゆくことにしました。
 気温も湿度も高めのなか、渋滞する国道135号線を進む。
 14:40 伊豆高原の「さくらの里」に到着しました。
 ここは大室山の南麓に広がる桜のみの公園。
 一年のうち8ヶ月間、桜を楽しむことができるという。
 桜は3分咲きといったところでした。
 でも山焼きをした薄茶色の大室山を背景に、ピンク色の花が映えます。
 柔らかな色彩に満ちた公園。
 風もなく、ほのかに桜の香りもしました。
 このあと帰路に着いたものの、夕方の東海岸は渋滞。
 おまけに東名からは事故渋滞にも遭って、自宅に着いたのは18:30でした。
 総走行は325km。
 近所のSSで満タンにすると、2か月前ほどではないものの、それでもレギュラーガソリンが¥104-/Lと安い。
 昨年の走り始めが¥127-/Lでしたから、これは渋滞に耐えた“ご褒美”と受け取っておきましょう。