「ネゴめし(¥1,400-)」
何種類かの刺身が、ご飯の上に乗っています。
トッピングは刻みネギに味噌、そして小鉢でおろし生姜が付きます。
アラ汁椀付き。
さいしょは味噌をわきによけて、タタキ丼として食す。
美味しいけれど、これといった特徴はありません。
やがて保温ポットに入ったダシ汁が出されます。
残った半分にこのダシ汁を注いで、味噌と生姜を溶いて、刺身がほろほろの状態になる。
これをひと口すすると…、これは美味い!
甘口の魚貝系ダシ汁と、刺身の旨味とが、口のなかで絶妙なマリアージュ。
おまけに味噌と生姜の風味がアクセントで効いています。
生臭さもまったくなく、あっという間に食べ終えてしまいました。
タタキ丼からの変身さというか、旨味の飛躍度が新鮮。
この点ではまご茶漬けの、茶漬け部分を上回ります。
お薦めします。
お土産は、お店の一階で「干物詰め合わせ(¥500-)」を。
カマス、アジ、イワシの干物が入ってこの価格はリーズナブル。
買った時も「ここの干物は乾燥していないというか生っぽい仕上がりだなぁ」という印象を受けましたが、自宅で焼いても新鮮で美味い。
また骨から身が外し易いことも、家族に好評でした。
さてお店を出てみると、心配したとおり道が渋滞気味。
でもこのまま帰るのももったいないので、伊豆高原の桜を見てゆくことにしました。
気温も湿度も高めのなか、渋滞する国道135号線を進む。
14:40 伊豆高原の「さくらの里」に到着しました。
ここは大室山の南麓に広がる桜のみの公園。
一年のうち8ヶ月間、桜を楽しむことができるという。
桜は3分咲きといったところでした。
でも山焼きをした薄茶色の大室山を背景に、ピンク色の花が映えます。
柔らかな色彩に満ちた公園。
風もなく、ほのかに桜の香りもしました。
このあと帰路に着いたものの、夕方の東海岸は渋滞。
おまけに東名からは事故渋滞にも遭って、自宅に着いたのは18:30でした。
総走行は325km。
近所のSSで満タンにすると、2か月前ほどではないものの、それでもレギュラーガソリンが¥104-/Lと安い。
昨年の走り始めが¥127-/Lでしたから、これは渋滞に耐えた“ご褒美”と受け取っておきましょう。