「由屋」 025-758-2077 新潟県十日町市土市第4
 このお店の盛り付けは、へぎ(板)へは手振りですが、ざるへは、戸隠蕎麦と同じの、ぼっちでした。
 投げ縄状の、ぼっち(右)
 画像は残り二つ(2束)になったところです。
 束ひとつひとつは、同じ量。
 このひと束を二口ほどで食べるのですが、かみ切るたびに均等なぷりぷり・しこしこ感がある。
 この毎回同じ噛み応えが繰り返されるのがすごい。
 なんか哲学的、とすら思えました。
 天ぷらのおかげもあって、ちょうど満腹になりました。
 ともかく老舗のへぎそばは美味しかった。 
 
 お店を出たところで、気温35度。
 国道117号線から県道49号線に分け入ります(右)
 こうして一本入れば、交通量はぐっと少なくなる。
 のどかなBack-Road。
 こんどは国道353号線に。
 353号線は、日本海に面した柏崎に向かう国道です。
 橋を渡ると、夏草に覆われた古いスノーシェッド(左)
 エンジンを切ると聞こえる、蝉の声。
 そしてヘルメットのなかでも分かる、草いきれの匂い。
 空は、あくまでも高い。
 夏の旅、だなぁ。
 近代的なスノーシェッドも現れる(右)
 森、田圃、そしてスノーシェッド、これが交互に続く。
 そういえばこのあたりは、奇祭「むこ投げ(前年に結婚した初婿を、積雪のなかで、崖から投げ落とす行事)」があることで有名なところです。
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