浅川ループラインを下りきり、再び善光寺の裏手に着く。
 朝とはうって変わって、しっかり暑い。
 気温は29度と我慢できる範囲でしたが、渋滞の真っ只中で、道にも迷います。
 気分をギアチェンジするには立ち寄り温泉しかない! 
 ということで街を抜け出すと、千曲川を渡って長野県須坂市の温泉に駆け込みました。
 長野県は北海道に次ぐ温泉天国で、県内には2,000箇所以上の温泉施設があるそうですが、その中でも随一の規模と言われるのが、ここ「湯っ蔵んど」
 たまたま一番近い温泉だったのですが、これも何かの縁と思い訪れました。
 場所は県道58号線の須坂長野東ICの入口をやり過ごしたところで、菅平高原の山を見上げるところ。
 ライダーにはあまり縁のない一角ですが、あの名勝・米子大瀑布の玄関口です。
須坂関谷温泉「湯っ蔵んど」 入浴料¥600-
長野県須坂市大字仁礼7番地 026-248-6868 
 画像でもその規模が分かるでしょうか、まるで会員制のリゾートホテルのような立派な建物。
 そして平日なのに、巨大駐車場にはけっこうクルマが駐まっています。
 館内もエスカレーターがあって、二階に上がるとフードコートまである(温泉でよく見る「お食事処」ではありません。喫茶店、うどん屋、定食屋等、複数の飲食店がドーナツ状に並ぶ)
 と、驚かされたものの、よく考えてみれば長野市内にはほとんど温泉がありませんから、市の人口に対応した温泉としてみれば適当な規模なのかもしれません。
 さて温泉とはいえ位置づけは健康ランドですから、環境音楽のBGMが流れる中、ありとあらゆる形の浴槽が並んでいます。
 お湯の泉質は単純温泉(低張性弱アルカリ性温泉)
 無色透明で匂いもなく適温、肌あたりはしっとり感がありました。
 僕はマーブルタイルが貼られた露天の寝湯が気に入って、そこで青空を見上げながら長湯を楽しみました。
 風呂からあがると、駐車場にあったパゴーラの下でスポーツ飲料をゴクゴク。
 風呂あがりは温浴感があり、また肌がしっとりしていることを発見します。
 山に近いせいか、そよ風が吹いて気持ちいいひとときでした。
 
 須坂長野東ICから上信越自動車道にのり、帰路につきました。
 平日なのに、高速道路は大渋滞。
 この日は8月8日、夏のトップシーズンですものね…
 自宅には20時にたどり着いて、総走行392km、二日間の累計は762km。
 蕎麦を探求した夏休みは終わりました。
(戸隠のお土産)戸隠「とんくるりん」で購入した戸隠そば ¥600-
 自分でもあの美しい盛り付けに挑戦してみよう!
 というわけで蕎麦を茹でると、「ぼっち」盛りに挑戦してみたのですが、これがうまくできない。
 うーむ、あと一歩だったのに(空腹なので根気が続かない)
 あきらめてザルにぐちゃぐちゃっと盛って、
 いただきまーす。
 おっ、乾麺なのに、そばの風味が強くて美味しいぞ。
 重たいけど苦労して持ち帰った甲斐があったと思いきや(注)家族がひと言「この『おびなた』っていうブランド、近所のスーパーで売ってるよ」
 ガーン!
⇒須坂関谷温泉
 湯っ蔵んどはコチラ
(注)単車は、エンジンがあっても荷物の重たさを体感できるVehicleです。
 排気量が大きくても。
 車体を傾けるからですかね?
 帰路は果物10個にスポーツドリンク2本、そしてこの乾麺が加わっただけで、ずっしり重かった。
 これほど重く感じたのは、群馬県でこんにゃくを買い込んだとき以来ですが、考えてみれば、こんにゃくも大半は水分だものな。
 今後、果物と乾麺の買い込み過ぎには注意しよう。
 
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