目指すは
三河の最高峰
2017年5月11日(木)  快晴 現地25度
  
 旅は浜松で一泊して、三河の最高峰・茶臼山を目指します。
 初日は静岡県の大井川沿いを散策することにしました。
 06:50に横浜の自宅を出て、予想どおりまだ肌寒い新東名をひた走る。
 予報では「7月上旬の暑さ」と報じていたものの、山の中であることを考慮して春・秋の革ジャンで臨みましたが、これが快適そのもの。
 10:20に島田金谷ICをおりると、気温は25度くらいでしょうか。
 大井川を見下ろしながら国道473号線を行きます(上)
473号線は茶畑を突っ切る快走路で、緑茶の匂いがヘルメットの中に届きます。
やがて目的地の立ち寄り温泉に到着しました。
ここ「ふれあいの泉」は、道の駅川根に併設された大規模レジャー施設で、温水プール、パターゴルフ場、宿泊コテージもある。
温泉自体も、県内随一の湧出量を誇るほかに、露天風呂から蒸気機関車の走る姿を見ることができることでも有名です。
愛機を駐めて入浴支度をしていると、浜松ナンバーの古いCB1300SFが現れて、同世代のライダー氏としばし歓談。
CB1300は息子さんの車両だが、社会人になったら時間がなく乗らなくなり、車両がかわいそうで借りてきたとのこと。
僕「しかし親子二代で単車乗りとは、さすがに静岡は“日本のDetroit”、Motoring文化がありますね」
CB氏「そうは言っても、HONDAもYAMAHAも、いまは生産拠点を浜松から外に持っていってしまったからねぇ」
僕「工場去って、単車に乗るおやじが街に残った(二人で笑い)」
この頃のCB1300SFはやたらデカかった(車重275kg!)、これからも大事に乗ってあげてください。
「川根温泉・ふれあいの泉」 入浴料¥510-
0547-53-4330 静岡県島田市川根町笹間渡220
 温泉はというと、大きい窓の明るい内湯と、大井川を臨む露天風呂の構成で、壁には誇らしげに「源泉かけ流し」の看板が掲げられています。
 また「本日のSL通過時刻」という表示もあって、通過するのはあと1時間後でした。
 露天風呂は三つの岩風呂が段々になっていて、湯口がある一番上から順々に源泉を流してゆく構造。
 真ん中の岩風呂が43度くらいでちょうど良かったので、ここに陣取ります。
 泉質はナトリウム・塩化物泉。
 お湯はわずかに薄黄色に濁っていて、弱いつるすべ感。
 きめ細かい印象を受ける肌あたりです。
 鉄分を含むらしく、湯滝が流れる岩肌は赤く変色して、凝固した成分がオレンジ色に盛り上がっている。
 その盛り上がりを撫でながら、瞑想にふける。
 あゝいい気持ち。
 設備はややくたびれているところもありますが、温泉はまだまだ魅力的。
 できればSLの通過時刻を下調べしておくことをお薦めします。
 安心してお薦めできる立ち寄り温泉です。
 
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