⇒しゃくなげの湯はコチラ
⇒比較した山奥の中房温泉はコチラ
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 ここは見晴らしも抜群。
 正面に見えるのが鹿島槍、爺ヶ岳、五竜岳。
 じゃまたな、大カエデ。
 高峰高原を発つと、北アルプスの麓に沿って南下。
 たどり着いた「しゃくなげの湯」は、県道25号線に面した大規模な温泉施設。
 昔ここには古い旅館(市営「しゃくなげ荘」)があったのを記憶していますが、それが昨年に閉鎖され、立ち寄り温泉として新たにオープンしたそうです。
 まだ1年めということもあって、設備はきれい。
 センスも抜群で、和風リゾートホテルを思わせます。
 もう13:30をまわっているので、テーブル席の食堂でまず腹ごしらえを。
 今日の500円ランチは、エビとキャベツの和風醤油スパゲッティ。
 ごま油の風味もアクセントになっていて、美味しかった。
 さて温泉ですが、ここで湧出しているわけではなく、北アルプスの中房渓谷から引湯しているそうです。
 浴槽は複数あって、塩サウナや炭酸泉など、内容も充実しています。
 この日の男湯は、石の風呂(日替わりで木の風呂もある)。
 露天風呂は駐車場の上に位置するため、あいにく眺望は臨めません。
 「ぬる湯(40度)」と「あつ湯(44度)」があったので、迷わず「あつ湯」に陣取りました。
 熱いお湯の中で、かじかんだ身体がほどけてゆく感じがたまらない。
 お湯は無色透明で、匂いはなし。
 泉質はアルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性高温泉)で、あの秘湯・中房温泉とは印象が違って、もっと単純にさらりとした肌あたりです。
 もちろん中房温泉のお湯のほうが良いのですが、お風呂に入るだけであんなに山奥に行くのは一般的ではありませんので、こんなに手前で類似のお湯が楽しめるのは魅力的。
 何より設備が快適なので、「しゃくなげの湯」お薦めします。 
 午後はようやっと気温18度まで上がりました。 
 愛機はハンドルカバーを装着した、これが秋冬仕様(下)
 写っていませんが、シートの脇から電熱グローブの配線も出しています。
 それでも走れば寒く、この日は偶然に、北アルプスの初冠雪の日でした。
 信州の冬はそこまで来ています。
 
「しゃくなげの湯」 0263-88-4126
長野県安曇野市穂高有明7726-4 入浴料¥700-
 14:50 立ち寄り温泉を発つと、もと来た安曇野ICから帰路につきました。
 身体の芯まで冷えるまでとばす。
 でも秋の日はつるべ落とし。
 府中ICに着く頃には、とっぷりと日も暮れました。
 帰宅19:06、総走行505km。
 晩酌は熱燗に、スーパーのお刺身に、すったワサビ(旬を外れているせいか梓川SAで安く購入できた)をたっぷりのせていただきました。
 一日のさいごは、年齢にふさわしかったかもしれない。