さて険しかった国道139号線は、この松姫峠(1,250m)で、やっと穏やかな景色を迎えます。
 峠というよりも欧州の国境みたい。
 いい雰囲気です。
 でも実際にはここは県境でもなく、同じ山梨県内、大月市と小菅村の境にあたります。
 右手には、富士五湖の峰々の向こうに、うっすらとですが雄大な富嶽が臨めました。
 このあと奥多摩てまえの小菅で曲がり、県道18号線(上野原丹波山線)で山を下りました。
 県道18号線のほうは、通過した鶴峠(870m)を含めて、とにかく楽しい道でした。
 というのは、ブラインド・コーナーに設置されるカーヴミラーの設置率?が100%。
 また小さいカーヴが次々と現れるのでリーンアウト気味にステップを踏んで曲がるのですが… カーヴミラーを見てステップワーク、曲がった先でもカーヴミラーを見て瞬時に逆のステップワークと…  起伏にも富んでいるので、まるでジェットコースターが、延々10kmも続くような楽しさです。
 集中力が途切れなければ、安全な楽しい山道です。
 お薦めします。
山を下りたら上野原に出て、お昼ごはんは相模湖の「カーブ」にお世話になりました。
道路のカーヴに位置するわけでもなく、名前の由来は謎です。
画像は名物の「ユッケジャンうどん」¥800-。
名は体を表す?一品で、現在はどこの家庭でもキムチ鍋のシメにうどんを入れたりするようになったせいか、印象は薄い。
ただしこの日はちょっと肌寒かったので、身体が温まって良かったです。

お店を出たところで小雨が降ってきたので、このあとの予定はキャンセル。
雨合羽を着て、相模湖ICから帰路に着きました。
帰宅12:30、総走行196km。
天気予報が外れて、早く雨に祟られてしまいましたが、いよいよ梅雨本番というところですね。
barracuda_myweb15827004.gif