要約筆記とは・・・・
 要約筆記とは、聴覚障害者に話の内容をその場で文字にして伝える筆記通訳のことです。
話す速さは、1分間に約350字〜400字なのに対して書く速さは、漢字・仮名交じりで1分間にせいぜい60字〜80字です。
 よって、聴こえた通りを全て書いて伝えるのは不可能です。話の要点を掴み、要約しながら書くので「要約筆記」と言います。
手書き部分をパソコン入力にします。プロジェクターを使用して、要約筆記された内容がスクリーンに映し出されます。
用紙に直接手書きをして、その場で要約筆記された文字情報を伝えます。1対1や少人数の時に利用されます。
聴覚障害の皆様は、この要約筆記のサービスを受ける事が出来ます。(無料)

詳しくは、市町村の福祉担当課にお問い合わせ頂くか、徳島県難聴者と支援者の会へご連絡頂ければ、情報提供できます。
具体的にはこんな時です!
○病院で医師や看護師の話が聞き取りにくいので要約筆記して欲しい。
○子供の学校行事や入学式・卒業式で要約筆記して欲しい。
○町内会の話し合いや地域行事で要約筆記して欲しい。
普段の生活で、聴覚障害のために不自由を感じた時は、要約筆記の派遣を考えてみてください。
身近にあります。  要約筆記派遣事業
(依頼内容により、派遣できない場合もあります)
あなたの町でも行われています。
要約筆記派遣事業。