●百姓の塩ができるまで●そのA
いよいよ釜炊きの始まりです。まず4日程予備炊きをしてじっくり煮詰めて塩分濃度を20%にします。
ついに本炊き作業。
約10時間かけて灌水をほとんど蒸発させます。
塩分濃度が27%を越えると塩の結晶が出始め、まるでダイヤモンドのようでとってもキレイ。
とっても大切な《天地返し》をします。
お塩は出来始めと終わりでミネラルの成分が違います。これを釜の中で、
よく混ぜることによって
海のバランスに戻すことができます。
出来上がった塩は杉樽の中に入れて3日程寝かせます。杉樽は呼吸しているのでにがりと塩がよく分かれます。
この杉の箱の中に、杉樽で寝かせた塩とにがりを入れて、にがりを下に落とし、あとは、塩を3日程乾燥させて乾いたところから順番に取り出していきます。
出来上がった塩の
中に混ざっている
釜の鉄分などを取り除き、袋にパッキングしていきます。とっても細かい作業で大変ですが、こうしてやっと完成するのです。