平成28年7月16日、午後八時より北九州市内に於て「定例会・懇親会」を開催した。
〓主な発言〓
◎坂元氏・東京都知事選は最終的には無所属で出馬した小池百合子氏(元、防衛相)と自公が推薦の増田寛也候補や野党統一候補で有る鳥越俊太郎三者の争いに成ると思うが、増田と鳥越両候補は共に中国や韓国寄りの左派(革新色)が濃厚な人物で有り、何れが勝利しても桝添路線と大差無い方向に成る事は否めない。更に戦略的には野党が一本化した成らば、保守側は分裂したままで戦える程、気楽な選挙では無い筈だ。処が、前都知事の売国奴・石原慎太郎(反天皇・親韓国派)の息子で有る石原伸晃会長が率いる自民都議連は、最初に手を挙げた小池百合子候補(自民党衆院議員)に対しては敵意を剥き出し、推薦拒否に加え、除名処分で突き放した。この背景に有るものは都議会が既に利権の巣窟と化しており、都議会の正常化を訴える小池候補の存在と勝利は、今後の議会運営(石原等の意に沿わない)にとっては目障りな為、全自民党所属議員及び関係者(身内を含む)に対し、党議拘束を掛け妨害工作に出た。最早、これ程迄に腐り切った都議会は小池氏の勝利により、解散させて完全に膿を出すべきで有る。
◎河野氏・民主主義と言う名の下、数さえ有れば今井絵理子(スピード・参院選比例代表)の様に「政治の事は何も分からないので、此から勉強をさせて戴きます」等と、公然と発言する馬鹿でも知名度さえ有れば国会議員に成れると言う国民を愚弄した選挙制度は辞めるべきだ。今回、私は投票を拒否する事も意思表示、権利だと思い行かなかった。昨今の選挙では与野党を問わず柔道だけのド素人、谷 亮子や芸能人等が知名度だけで投票を得て、重要な法案を審議する国会議員に成れる異常な風潮、政治軽視が常態化している。今後も政治知識が皆無の馬鹿が出馬出来る国政選挙が罷り通る成らば、議会制民主主義よりも逆に独裁体制でも良いと思う。
◎渋谷氏・今般の天皇の生前退位報道には驚いた。この様な動きが実際、宮内庁や御皇室内に於て実際に水面下で話し合われていたのかと思うと非常に残念で成らない。何故ならば、退位、則ち御皇位降下とは本来譲位で有り、その意味する時は、憲法上「崩御」が前提で有る。その崩御無くしてご健在であらされる今上陛下のお言葉(御心情)が宮内庁及び政府高官へ伝わり報道に出たものだと思い、頭が真っ白に成り、体の震えが止まらなかった。が然し、即時に宮内庁が公式に否定した事で少しは安堵したが、翌朝の新聞やテレビ等でも報道が繰り返された為、陛下の御発言及び報道の発信源が不明な為、今尚、信憑性、真偽の判別が出来ないでいる。陛下の御健康を考えれば譲位もやむ無しの気持ちが無いと言えば嘘になる。只、誰が何の目的を以てこうした報道を流したのかハッキリさせなければ成らない。今回の報道が本当に捏造ならば、NHKはとんでもない国賊組織で有り、戦前並ば不敬罪として死刑で有る。
◎大森氏・今回の参院選での「日本の心を大切にする党」の敗因は、政党名が長くて分かり辛く、今だ知名度が低く、訴えた公約も今一国民の心を捕らえる事が出来ず残念でした。他党の様に芸能人や有名人を起用する様な政治戦略を行えば良かったかも知れないが、小手先、目先の誤魔化しより、日本の為、国民の将来を考えた政治を行うとの中山恭子代表の姿勢や生真面目さが国民に浸透せず、結果としては与党でも野党でも無い保守層不満票の受け皿戦略が理解して貰えなかったと思う。更に今回の都知事選に於ても自公に合わせるのでは無く、独自色を出すべきだった。
◎寺岡氏・先ず天皇陛下の所謂「生前退位」報道は、冷静に判断すればNHKの特ダネ狙いの捏造だと分かる。理由は「生前退位」と言う言葉。此は御皇室内の言葉では無く王室(英国等)が使う言葉で有り、皇室ならば譲位が常識で有る。仮に譲位又は退位と言う言葉を使うならば、譲位・退位とは当然ながらに生前で有り、死後に使う言葉では無い事から明らかに一般人の生前譲渡や遺書同様の民間語。御皇室問題に詳しい者ならば直ぐに捏造だと理解できる筈。依って御皇室又は宮内庁、今上陛下におかれても現行法上、退位と言う言葉(皇室典範改正以外)が存在しない事は御承知。事の発端は御皇室の継承者不足が背景に有る。現在、天皇家以外には皇位継承男子が居ない事から将来的な御皇室の存続を考えた時、皇太子殿下の直子「愛子様」にも皇位継承権を付与し、女性天皇(女系天皇に繋がる)も認めようとする小泉元総理の発言から皇室典範改正意見も上がったが、秋篠宮悠仁親王様の御生誕により、女系天皇論は棚上げされたが完全に消えた訳では無い。何故ならば、依然として皇位継承男子が悠仁様で絶たれる可能性も否定出来ないのが現状。依って旧宮家の復活又は、旧宮家男子を現宮家の女王様との婚姻(又は旧宮家男子の養子)に依る宮家存続を図らなければ、確実に神武天皇以来の皇統一系が絶たれる事に成る。その不安を感じ、天皇家の名称を残そうとする一部保守層と、片や天皇家を天照大神の子孫では無く、英国の様な王室型に変える為、天皇家及び各宮家女王にも継承権を付与し、女系天皇から長子、神武天皇の血統では無い王や女王へと変えて行き、神格化を取り除き、後に憲法改正で皇室廃止へと企む勢力が存在し、両者とも女系天皇制を模索している。その一環として、三年前に陛下が手術され御静養中、皇室担当NHK(H)記者が秋篠宮家に心境伺いで近づき、文仁殿下が「今後、御公務の軽減が計れるならば」(公式行事分担の意味)と、胸の内を語られた事を拡大させ、宮内庁や政府内に健康不安説を煽り、安倍政権で皇室典範も改正し、女系天皇制も可能にと画策、今回の参院選中に出す方針で有った。然し、政府内から「国民に誤解を招く」として発表を止められたが、参院選で自民党が勝利した事を受け、NHKが憲法改正と皇室典範をリンクさせ、政府の許可無く緊急速報として捏造報道を出したのが今回の真相で有ろう。 以上
出席者 「國を憂うる会」坂元聖二
会長・河野喜臣 副会長 「日本の心を大切にする党」大森 学
党員
「山口県民族協議会」渋谷 周二 会員 「殉國青年塾総本部」寺岡 誠 ・ 他 塾生