桜のこぼれる
箱根は
欧州の香り
2019年4月18日(木) 晴れ 気温20度
 
 07:50、東名にのったとたんに事故で渋滞だ。
 こういう時に毒づくのは人間ができていない証拠。
 いかんいかん。
 幸い小田原厚木道路からは順調に流れました。
 小田原PAから、白い富士山を臨む。(左)
 ここで、袖ケ浦ナンバーのNC750X氏とお話しする。
 僕の愛機よりも50cc排気量の多い後期型です。
 彼は僕よりも六つご年配で、年金を受給され、かつ仕事もフルタイムではないものの続けているそうだ。 
 「この境遇になっても何かと用事があったりして、意外に自由にツーリングに行けないもんですよ」と苦笑しておられました。
 これから一泊で、伊豆一周ツーリングとのこと。
 「お互い楽しい旅を」と言って、お別れしました。
 さて僕はというと、「今年の箱根は例年になく桜の花のもちが良い」という情報を得て、一路箱根へ。
 急ぐ旅でもないし、腹ごしらえしてからお山に登るか。
 小田原漁港に寄り道。
 見上げると、雲はあるものの、空の青さが目にしみる。
 魚市場食堂は開店して間もないので空いています。
 「今日はつつましく『港の朝定食』かなぁ…」と考えていたものの、結局いただいたのは「一日限定15食・ハイカラ丼(1,200-)」である。
 ご飯の上にマグロとハマチのブツ切り、さらにトビッ子を散らした海鮮丼で、お味噌汁はあら汁。
 このあら汁が美味しくて絶品!
 身もいっぱいあって、味も素晴らしかった。
 さすがに市場の食堂だけのことはあります。
 いっぽうハイカラ丼のほうは、マグロやハマチは新鮮で美味しいものの、丼としてのまとまりがいまひとつ物足りない。
 付いていた生卵をかけてみたものの、刺身自体に韓国風タレがからんでいるわけではないのでマグロユッケ風にはならず、刺身で卵かけご飯をかきこむようにしかならない。
 ネタは新鮮で素晴らしいので、味付けにもうひと工夫がほしい丼であります。
 というわけで、あら汁のほうが記憶に残る逸品でした。
 
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「魚市場食堂」
神奈川県小田原市早川1-1
0465-23-3818