林道Aは、意外に走り易い。
まず路面がきれいに修復されている。
また落石も無いわけではありませんが、危険を感じるほどではありません。
ガードレールやワイア・ガードの設置が少ないのは林道・Bと同じですが、必要な保安は確保されている、という印象。
←じわじわと山を登ってゆく。
タイトなコーナーと、きつい勾配が繰り返される。
峠はまだかな。
ブラインドコーナーにもいいかげん飽きてきたぞ。
と、独り言をつぶやいたその時、ようやく白樺峠
(1,620m)に到着。(下)
ここだけは視界が開けて、絶景。
乗鞍岳(3,026m)を筆頭に、摩利支天岳(2,872m)、富士見岳(2,817m)、恵比須岳(2,831m)と、乗鞍連峰が一望である。
少し先に進めば、もっと絶景が見られるかしら?
内心はクマが怖いので、そそくさとエンジンをかけて走り出す。