嬉しいことに、温泉はちゃんとした湯河原温泉で、源泉かけ流し。
 伊豆青石でしつらえた美しい浴槽に、わずかに白濁りの源泉が満ちています。
 背景の、森の緑に癒されます。
 泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉。
 源泉の温度は40度ですが、露天風呂は直射日光を浴びてしまい、42度と熱め。
 肌あたりは柔らかく、わずかにキシキシ感があります。
 身体がよく温まり、少し浸かっていただけでも肌が桜色になるので、特に冬は快感でしょうね。
 風呂あがりは肌がしっとりとして、心地よいけだるさがあります。お薦めです。
 さて昔から、“温泉街の湯上がりは、ラーメン” です。
 令和の温泉のあとは、昭和的にと、湯河原ラーメンをいただきましょう。
 向かったのは「国味(こくみ)」、ご隠居D氏に紹介いただいたのが始まりで何回かお世話になっていますが、調べてみると前回は2009年ですから、久しぶりです。
 おまけに下調べでは店舗も移転しているとのことで、ちょっと迷いました。
 たどり着いてみると、以前の場所と200mくらいしか離れてなくて、ちょっと拍子抜け。
 角地に建ち、駐車場も以前よりも駐め易いのですが、前の場所のほうが公園わきだったので単車は路上駐車できてよかった。
 店舗はきれい、でも前のコンクリートのサイコロ状の店舗も味わい深くて、こちらも前の店舗のほうが好きでした。
 ちょうど最初のピークを過ぎて、若者達が出てきたところで、待たずにカウンターに陣取ることができました。
 新しいお店はきれいですが狭くなったので、以前のように大人数でどやどやと入店するのはちょっと厳しいかな。
 名物のワンタンメンをいただくことにしました。
「みやかみの湯」
0465-20-7538
神奈川県足柄下郡湯河原町宮下42-15
入浴料¥800-
「国味ラーメン」 0465-64-0912
神奈川県足柄下郡湯河原町土肥2-12-28

みやかみの湯
はコチラ
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